二階_井脇

二階俊博と井脇ノブ子

平成最後の土建屋政治家、二階俊博の地元和歌山を中心とする「近畿自動車道紀勢線」が全通に向けて動き出した。

民主党政権時代に停滞した開発は、自民党が政権を奪取して一気に復活した。その時、地元での祝賀会に来席していた二階に対して記者が揶揄すると、凄い勢いで激怒していた。

さて、二階俊博と井脇ノブ子。井脇は、85年に国際海洋学園を静岡県に開校しているが、静岡県はかつて、二階が政治活動を開始した土地である。さらに、第二高校は二階の地元である和歌山県で開校した。

井脇の躓きは、海洋授業に使用するために青函連絡船「檜山丸」を、相場の何倍もの金額で購入したところから始まる。森友加計問題の様に、市場の相場よりも遥かに安いのならば政治家の関与が疑われるが、何故、法外な額で購入したのか?

また、その船は外洋仕様に基準を満たしておらず、結局は二束三文で売却されることになる。

09年に井脇は衆院選で落選し、11年に学園は破綻、14年に政界引退を宣言する。現在は、日々の生活にも困っている様だ。

さて、近畿自動車道紀勢線の話に戻る。この道路、鹿と猪しか通らない道と言われており一部通行料は無料であり、3分の2は国費で賄われている。

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