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ニューエイジ・ミュージックとは何だったのか

音楽のこと。これは、一生、書き終わることが無いくらいに多い。

特に、ジャズ。71年4月、高校の入学式の日にそのままヤマハに行って、生まれて始めてのジャズアルバムを2枚、買った。以降、現在に至るまでここ数年は、年に60〜100枚超のアルバムを聴いている。時代的には、70年代の爆発から80年代の拡大期を実体験出来たことが、貴重だった。

さて、その本筋は追々、書いて行こうと思うが今日は全く、別の話。

日本では大きなマーケットとは言えないが、アメリカでは確実な存在である「ニューエイジ・ミュージック」。インテリ白人のBGMみたいな音楽だが、私も一時期はかなり聴いていて、その動向を探っていたところはある。

喜多郎は、グラミー賞受賞者のひとり。日本人受賞者は、アメリカ国籍のオノ・ヨーコを含めて12人だが、ソリストやメインタイトルな人はそう多くなく、サイドパーソン(上原ゆかり、など)や、周辺(石岡瑛子、など)での受賞が多い。

坂本龍一も映画音楽なので、その映画(「ラスト・エンペラー」)がヒットしなければ、幾ら音楽が良かったからと言っても、受賞には至らなかったろう。

その坂本龍一が、喜多郎を批判している、という話がある(〜外国人が持つ日本コンプレックスをくすぐる、嫌いなアーティスト〜)。まあ、これは私は尤も真っ当な話だと思う。

ジャズも含めた意味で音楽とは、過ぎてみないと解らないことが多いと思う。この、ニューエイジ・ミュージックはいったい何だったのかは、あと何年か経てまた、考えたいと思う。

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