てこの原理を応用する

今日お会いした方に教わったことで、なるほどーと思ったので備忘録的に書き残しておく。

てこの原理って、重いものも支点を作って、対象と支点の距離よりも、力をかける場所と支点までの距離を長くすることで、軽い力で持ち上がるってものだけれど、これは自分自身の能力にレバレッジをかけるときにも使えるという話だった。

レバレッジって日本語でなんて言うんだろうって調べたら、梃子のことをレバレッジというわけで、てこの原理そのままだった笑
やっぱり英語をそのまま日本語とした漠然とした意味で使うより、自分自身が使っている英語がどういった日本語なのか?ということはちゃんと意識しないとだめだなぁ。

さて、てこの話だけれど、相手に対して、なにを支点にして、なにを力点にするか?ということだ。つまり1人の協力者が必要となる。

かんたんにいうと、自分自身で相手に売り込むよりも、自分自身のことを紹介してくれる人が相手に自分のことを売り込むというか、称賛することが、自分を相手に信頼していただく上で効果的ということである。

こう言われるとそういった実感はあるし、そうやって紹介していただくことで深い関係性が出来た体験もあるけれど、改めていかにてこの原理を活用するのか?に意識的になると景色が変わってくる。

称賛されるということは、明確に気に入っていただける部分があるということだし、相手に対し、紹介者が自分のことをかんたんに説明できる、ということが必要だ。
自分に当てはめると、よく紹介のされかたとしては、面白いやつ、頭がいい、とかそういった紹介のされかたをするけれど、そうすると人間的な興味は湧いていただけるけれど、自分自身の事業のことを話すと、感銘を受けていただけるけれど、なんだかまだ事業と相手の距離が遠いように感じている。
それは、自分自身の事業がまだ説明も雑味があるし、なんとなくまだ術の範疇を超えていないからだと思う。

なんとなく一皮むけるためには、自分から事業がはなれていくというか、事業のノウハウ・価値が自分からはなれていくことが必要な気がしている。
そのためには、知恵・気づきを抽出する仕組みや、仲間が在り方を体現してくれるようにするための習慣づくりとか、その前提で取り組み内容を捉えることが必要だと思う。まだまだ、自分がどう価値出すか、この価値を深めるか?という目線で考えちゃってるし、自分が真っ先に飛び込んじゃう。
仲間が深め、仲間が飛び込み、それをもとにより深い価値をともに作っていける、または、仲間が作っていける、そうなるように自分が振る舞うことが必要そう。
あと、いかんせん自分は発想が正攻法ばかり。王道を、当たり前をただとにかくコツコツ積み上げていく、それがもちろん本質的だと思うし、重要だと思うけれど、どこかそれ以外の選択肢は前提排除して思考しているようにも思える。
それが強さであり、弱さでもある。

てこの原理は、仕組みの話だから、これをどう事業においても活用するか?は絶対考えたいと思うし、自分から離していくということも必ず考えよう。

本日も読んでくださりありがとうございました。感謝します。


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