THETAで星景

初めて星景撮影したのはTHETA S。
予想を超える綺麗な写真にビックリしました。
同時に360度写真すげーと改めて感嘆したものです。

また、それまで比較明合成はPCで処理していましたが、THETA S、SCならカメラ内で処理をしてくれるという手軽さはすごく便利で画期的でした。
とても重宝してたんですがVでその機能はなくなっちゃったんですよね。
SC2にも実装されませんでしたがZ1でまた復活したようで。
しかしそれだけのためにZ1には手が出ないなぁ。

スマホアプリのTHETA+でタイムラプスを作成することはできますが、300枚までしか画像を読み込めないので、30fpsなら10秒の動画となります。
また、比較明合成ではないので星が線状にはなりません。

THETAで星景を撮る際の基本的な設定は
・マニュアル撮影モード
・ISO800、シャッタースピード30秒、ホワイトバランス3500K前後
・調整はISOで
また市街地などの夜景設定は
・マニュアルモード
・ISO100、シャッタースピード8秒、ホワイトバランス4000K前後
・調整はシャッタースピードで
とTHETA公式では言っています。

ちなみに星を「点」で撮るには500ルールってのがあって、これは500を焦点距離で割った数がシャッタースピードの上限になるってやつです。
※35mm換算の焦点距離デス
50mmのレンズなら10秒、24mmのレンズなら20秒を超えるシャッタースピードだと星が楕円や筋のようになりますよ、という目安。
ちなみにTHETAの焦点距離は対角180度の時10mm相当、対角85度の時23.6mm相当らしいので、だいたい30秒を超えると点で収まらなくなると思って良いと思います。
もっと正確に計算できるNPFルールというのもありますが、ざっくりわかれば良いのであれば覚えておくと良いかも知れません。

撮影した写真を見て、例えば電柱が映り込んでいたり、狙った景色が見切れていたりといったことがあります。
長時間露光の場合プレビューできないことが多いので、失敗のたびにいちいち30秒露出に付き合ってるとかなり時間を取られます。
まずはISOを目一杯上げて1~5秒程度で試し撮りして構図を決めましょう。
構図が決まったら前出の設定を目安に撮影します。

明るければISOを下げるかSSを速くするのどちらか。
暗ければISOを上げるかSSを遅くするのどちらか。
色味を青っぽくしたいなら色温度を上げるか曇りや日陰設定に。
色味を赤っぽくしたいなら色温度を下げるか蛍光灯や白熱球設定に。
なにが正解!ってこともないので調整はお好みで良いと思います。
最近はレタッチも簡単かつ高機能になりましたし色々試してみてください。

レンズ交換後はレンタルに出してたんですが、ようやく返ってきたので久しぶりに使ってみようかな。
イルミネーション等、夜景の綺麗な季節になったので夜の町に持ち出してみるとしましょう。

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