【通信・お香なし!?】PJCS7-2完走黒馬MM
初めまして弁当バナナです。7月17日開催のPJCSに参加し、過去参加したCL含め初めて完走することが出来ました。オポネントが低く、予選抜けは叶いませんでしたが一定の結果を残せたので、こちらに記していきたいと思います。
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環境考察
tier表に関しては省略。超悪闘の三すくみの中、連撃ウーラオスのデッキパワーが飛び抜けて高く、次点で黒馬、その両デッキに有利な悪MMがtier1。その他のデッキはtier2.3が群雄割拠しており、多くのデッキに弱点相性以外で上下が小さいと感じていました。
その中でも、先述した闘超に強く出れる悪MM、弱点である炎が少なくvmaxが多くいる環境に強いルカメタザシザマ。また、苦手とする一撃ゲンガーやムゲンダイナが少なく、デッキパワーと再現性が共に高く安定した立ち回りが魅力の黒馬。この3デッキが環境的に良い立ち位置にいると考えました。
デッキ選択の理由
今回デッキ選択する上で直前のシティリーグ以後、環境にあるデッキを幾つか触りながら、PJCS1週間前にはデッキを決めることにしました。その中で悪MMと黒馬をデッキ候補にし練習をした結果黒馬を選択しました。
悪MMの環境での立ち位置は非常に良く、環境TOPの連撃ウーラオスや黒馬に対し強く立ち回れるのが魅力でした。しかし、安定性への疑問が拭えず上手く回せる自信がありませんでした。黒馬に関しては、シティリーグでも使用しており、自分にとって使いやすいと感じるデッキタイプであったことからPJCSでの使用を決めました。
ルカメタザシザマは使用者のプレイングが如実に出るため、練度と練習時間の都合を考える断念しました。
デッキレシピ
当日使用したデッキレシピはこちら。原案はKei (@K_Pokemon_com )。当初(シティリーグ使用時)はネクロズマVを採用してオーロラエネルギー4枚、混沌のうねりの2枚目を採用していました。しかしルカメタザシザマの増加に伴い、オーロット&ヨノワールGXを採用し、超エネルギーを1枚増やしました。加えて、後半の捲り性能を高めるためリセットスタンプの2枚目を採用しました。(雪道に厚くするため、この枠は使用者によると思います。)
採用理由
細かい採用理由を記載していきます。
黒馬バドレックスV-VMAX4-4
メインポケモン。アタッカーとシステムを兼ねる。基本的には3体盤面に立てたいためフル採用。vmaxの技だけでなく、Vが使用するシャドーミストやアストラルビットも有効な盤面が多いので注意。
ミュウツー&ミュウTAGGX 1
メインアタッカーその2。現環境ではvmaxがワンパンされることは少なく、ミラクルツインGXを使用することがとても多かったです。ガラルファイヤーVのオーラバーンの返しに200点だすこともあり、柔軟にGX技を使用する必要があります。
ゲンガー&ミミッキュTAGGX
主に技マシン。黒馬ミラーの場合は盤面に出していきます。
「後1ホラーハウスが強い」という認識ではなく、ホラーハウスを打つことで、もう1ターン準備したらテンポを取ることができるターンに打つことを意識しましょう。
オーロット&ヨノワールTAGGX
マリィやリセットスタンプからのナイトウォッチャーは強力。ルカメタザシアンザマゼンタのマオ&スイレンの要求値を高める役割を持っています。
また、相手のトラッシュの入れ替え札を確認しつつブラッキーvmaxやレックウザvmax相手にリセットスタンプからペイルムーンGXを打つことで勝ち筋を見出すことがあるので、不利な対面では常に頭に入れておきましょう。
ガラルサンダーV 2
悪相手への有効札。ムゲンダイナ相手に2枚使用したいため2枚採用。また、他デッキに対してもサイドの2-3-3の押し付けや倒されてもオーロラエネルギー1枚のロスで済むため、黒馬バドレックスvmaxの火力を下げないところが魅力です。
マーシャドー
雪道対策。水晶で持ってこれるのも偉い。雪道型ではないため1枚。
デデンネGX・クロバットV
山のの追い込みや事故防止。クロバットVは冒険家の発見から持ってこれる。釣竿で後半戻してもいいため、序盤は博士で切っても問題ない場面も多いです。
博士の研究 4
メインのドローソース。序盤に欲しいため4枚。
冒険家の発見 2
序盤に引けた場合は必要な黒馬を並べます。終盤は必要ないガラルサンダーVなどを手札にまとめ、冥界の扉で引くカードを強くするデッキ圧縮を行います。このカードの採用によってポケモン通信や進化のおこうを抜き、他カードの採用に割合をさくことができました。
ボスの指令 3
基本1ゲーム最低1回は使いたいカード。
マオ&スイレンやピッピ人形を使われるルカメタ相手には最低2回、できたら3回使用したいです。
霧の水晶 4
デッキのエンジンになるカード。超のたねポケモンか超エネルギーを持ってこれるため、言うまでもなく黒馬には必要なカードです。
クイックボール 4
必要なたねポケモンを持ってくるため必要なカード。
ポケモン入れ替え 3
風船2
2ターン目に冥界の扉1回、入れ替え1回で黒馬バドレックスが殴る必要があるため、最低限必要な枚数。中打点デッキには、打点をもらった黒馬を下げて後ろのミュウミュウでミラクルツイン追加効果を狙うのも頭に入れて使いましょう。
リセットスタンプ 2
オーロット&ヨノワールGXの採用で価値が上がったカード。後半確実に1回は言いたいので2枚。
好みで混沌のうねりの2枚目に変更してください。
ふつうの釣竿
後半の山にエネルギーを戻してダイガイストの火力上げに必要なカード。倒された黒馬も再度回収できる。序盤に博士やデデンネで落としてしまう際はエネルギーの枚数の管理をもっと念入りに行ってください。
ツールスクラッパー 1
ルカメタザシザマのタフネスマントやムゲンダイナのおまもり、黒馬ミラーでの風船やウーラオスの黒帯など、環境において処理したいどうぐが多く存在するため採用しました。
混沌のうねり 1
枠があれば2枚。白馬スイクンの雪道を考慮すると2枚欲しいです。リセットスタンプの2枚目か基本超エネルギー1枚と選択してください。
基本超エネルギー 12
ムゲンダイナを重く考えるなら11枚にしてオーロラエネルギーを4枚にしてください。
混沌のうねりの2枚目を採用する際は11枚から減らさない方が良いでしょう。
オーロラエネルギーと合わせて15枚と考えると、3エネついた黒馬1体が倒されてエネルギー総数が12枚、1エネついたVポケモンが倒されて11枚。釣竿で2枚回収するとして合計13枚です。サイド落ちや巻き込み事故で落ちてしまったエネルギーを考えると、後半にvmaxワンパンを狙うなら妥当な枚数だと思います
オーロラエネルギー 3
ネクロズマV不採用により4枚から1枚減らしました。ムゲンダイナに向けてガラルサンダーVを起動しやすくすることを考えると4枚採用が無難です。
各対面での戦い方
ムゲンダイナ 微不利
ガラルサンダーでムゲンダイナVMAXを2体取るルートと、途中ミュウミュウを挟んで3-2取らせながらリセットスタンプを打っていくのが強いと思います。黒馬VMAXは無理に立てる必要はないです。また、ムゲンダイナVMAXについたお守りをトラッシュするため、ツールスクラッパーを大事にしてください。
悪MM 不利
正直勝ち方が分からないです。教えてください。
マホイップだと勝てますか?リセットスタンプで事故らせましょう。ミュウミュウを相手は出してこないので
ガラルファイヤーが殴ってきた返しにミラクルツインで返しましょう。デデンネGXを出すとゲームがすぐ終了するので、極力控えてください。
連撃ウーラオス 有利
ガラルサンダーを出すとひるがえす+疾風付きなどで180点置かれてしまい、チャーレムVの餌になってしまうので注意。序盤はしっかり黒馬を並べて、追加効果ミラクルツインを打つタイミングを見定めましょう。ミラクルツインを効果的に使うことができると、まず負けることはないです。
サイド進行的に1-2-3で取ることが多いです。じゆじし
連撃バレット 微不利〜五分
相手のガラルファイヤーVを優先的にとるか、ミラクルツインでニンフィアVを取るところから始めましょう。何を前に出した時、何に弱点で取られるかリスクリターンを計算するのが大事です。理想的な立ち回りをされると難しいですが、再現性では黒馬が上なので落ち着いてプレイしましょう。
テンタクル 五分
先行の際は2ターン目でアストラルビットを打ってマーイーカを倒します。後手の際はホラーハウスから入って、次のターン後手1アストラルビットを打ちましょう。HP60のマーイーカを出された場合はあすチラーミィに5点乗せましょう。
イカにどれだけ準備をさせないかがかかってます。
ルカメタザシアンザマゼンタ 五分
デッキの使用者の練度で有利不利か決まると思います。ミュウミュウとオーロットヨノワールでナイトウォッチャーをしながら、相手を疲弊させつつ、ミラクルツインで回復しましょう。序盤はシャドーミストで相手の進行を遅らせるのも有効です。
リーフィアVMAX 有利
JCSでは結局ほとんどいませんでした。
基本相手からワンパンされないので、こちらも追加効果ミラクルツインを挟みながら戦います。しかし、ミュウミュウを早めにベンチに出してしまうと、クイックシューター2回ガラル鉱山草結びで落ちてしまうためタイミングには気をつけてください。
ジュナイパー 有利
パラソルをツールスクラッパーで処理しながらアストラルビットを打ち続けましょう。
レッドパーフェクション/ブラッキーV 不利
シャドーミストを続けるだけでオーロラエネルギーがつかないのでうちづけたいところですが、レシリザを用意されると準備が難しくなります。基本的にはブラッキーに暴れられると厳しいですが、リセットスタンプからブラッキーVMAXにペイルムーンを打つところから捲れる可能性が高いので最後まで諦めないでプレイしてください。
一撃ウーラオス/ブラッキーVMAX 微不利
ブラッキーを早めに処理するか、3-2とサイドを取らせてからリセットスタンプ、ナイトウォッチャーで捲るプランを考えましょう。
一撃ゲンガー 不利(無理)
事故ってくれるよう祈りましょう。
レックウザ 微有利
モココ型は理想ムーブをされると勝てない相手ですが、再現性では黒馬が上です。落ち着いてプレイしましょう。相手の入れ替え札を確認しながら、後半にペイルムーンで取り切るプランも考えましょう。
炎型も、先2ボスダイビクトリーから入られると苦しいですが、そこでサイドを取られないならば追加効果無しホラーハウスからテンポをとることができます。
連撃インテレオン 有利
雪道型の場合はシャドーミストを延々と言いながら後ろの黒馬VMAXを育て、ワンパンを狙っていってください。
水エネルギーが入っている場合は、途中ミラクルツインで回復していけば、負けることはないでしょう。
黒馬ミラー
ホラーハウスのタイミングを意識しましょう。テンポを取れる、ここなら捲れるタイミングを意識しながら、ゲンガー&ミミッキュGXでホラーハウスを使いましょう。
マホイップVMAXは3エネなので、リセットスタンプからのペイルムーンで取り切ることも視野に入れてください。
後書き
悪MMの増加により、練習時かなり不安だったのですが、マッチしなかったことは幸運だったかなと思います。しかし、1戦目のプレイミスによる負けはオポネントにも大きく響いたと感じています。
今回がCL含め初めての大型大会完走ということで、個人的にはとても嬉しかったです。今まで結果が残せなかったところからやっと自分にも芽が出てきたかなと思える成果でした。この結果に満足せず、予選抜けを目指し、WCSへの切符を取れるよう励みたいと思います。
練習に付き合ってくれた皆には限りない感謝を。
読んで頂いた皆様にこのnoteが少しでも糧になって頂けたら幸いです。ありがとうございました。
では、この辺で失礼しますm(._.)m
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