見出し画像

ラジオ配信をするということ①始めた経緯

コロナで少し仕事のペースが落ちたことと、趣味に割ける時間はあっても環境上難しくなったことで、日ごろの生活で溜まる澱のようなものを消し去ることが難しくなってきた。

普段、平日はゴルフ練習を通して、自分の体と向き合うことに没頭することで、昼間に溜まった澱を解消するとともに、趣味の世界ではあるものの、一種の自己成長を実感することが日課になっている。それが仕事への活力源にもなっており、なんらか打ち込む趣味を持つことは僕の生活の中では欠かせないものになっている。

その澱と呼んでいるものは、ストレスというにはあまりにも些少なものではあるのだが、ほうっておくと確実に体の中に溜まり、体の動きやこころの働きを確実に重くしていくので、こまめに消し去る作業が必要になる。

120%仕事に打ち込めている時、自分の出来ること・やりたいこと、やるべき事がぴったりハマっている時はそういった澱が溜まる実感は無いのだが、なかなかそこまでの仕事に巡り合うことは多くは無い。大体の場合において、その3要素がはまって仕事にDedicate出来ている度合いは50-95%というところが現実であり、100%とのGapの分だけ澱は基本的には確実に溜まっていく。

昔は時々日記を書いていた。それが趣味日記になったり、ブログ、Mixiと媒体を変えては細々と続けていた。日記そのものにはそういう澱を吐き出させる作用があると感じている。だけど、日記はそれまでの存在だと感じている。趣味的なものを持ち、その記録を取ることを付加すれば、成長実感が得られるという効用があると感じるようになった。それが加わるとより効率的に澱が消えていくのだ。

Mixiをやり始めたころ(もう15年も前の話になるのだ。。。)、そういう使い方をなんとなくしていて気に入っていたが、Facebookになんとなく何も考えずに移行してしまって、匿名性が削がれてしまったことで、自由な記述がとてもしにくくなってしまった。時を同じくしてスマホという記録を残しやすいモバイルツールが出てきたことで、僕の日記や趣味の記録はスマホの中の閉じられた世界に留まることになった。でも出せるものはFacebookやツイッターに上げたりもしていた。どこかで人と繋がっていたい若しくは認められたい気持ちはあったのだと思う。

ただ、Facebookはプライバシーと紐づいているので限界はあるし、Twitterもあの文字数でまとめ続けるのも、、。Youtubeなども設備費用やプライバシーを考慮するとやりにくい。

あるときスマホへの記録を音声にしてみようと何の気無しに思いついた。原稿なしで思うままにしゃべるので、推敲や構成は出来ないが、録音した後妙に心地が良かった。録音したものを聞いてみると文字以上のコンテクストが含まれていることに気づいた。(同時にイヤな口癖や時々籠る声質にも)しばらく続けていて、これをMixiのように展開できるSNSは無いかなと探していたらあっさり見つかったのが、Spoonという音声配信アプリである。

ということで善は急げと始めてみた。

(続く)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?