他害
次男の大きな問題。
他害。
就学前や小学部一年生までは、
自分が信頼できる大人、
お気に入りの大人に
向けてでした。
言葉もうまく出ず、
感情を汲み取ってもらえない時や、
失敗した時、フラッシュバックが起こった時などは、大人にチカラ一杯吐き出す感じでした。
そして、二年生も終わりかけのころから
イライラとかではなく、お気に入りのお友達に
手を出してしまう。本人は遊んでいるつもりでも周りのお友達からしたら怖いわけです。
その事を児童精神科の先生に話してみると、
「お友達と遊んでいるのか。お友達で遊んでいるのかが重要。前者であれば、そこには相手に何かしてあげたいとか、相手に対しての思いがある。例えば相手の機嫌を伺って行動したりとか。後者の場合はおもちゃのようであって、自分だけが満足するようにする。すると嫌がられたり注意を受けるからストレスへと繋がる。よくお友達と仲良くというけど、同世代との関係が心地よいばかりでなくストレスにもなるから、別に同世代にこだわらなくても、大人でも良い。」
と、言われた時にハッとしました。
息子には気にしている隣のクラスの子がいて、その子が不安定になったりすると絵本を持っていったり、心配そうに見ていたりするそうですが手は出さない。ものすごく執着するわけでもない。
一方で手を出す子も決まっていて、
しかもかなり執着してるので私たち大人は
気に入っているからだと思っていました。
相手は反応がしっかり出る子たちで、
先生の言葉を借りるならば、まさに
「お友達で遊んでいる」状態だったんだなぁと。
さて、どうしたものか。
考えてみれば、私を叩きに来る時も
「お母さんで遊んでいる」
と、考えられることがあるなぁ。
痛い事を伝えようと結構大きなリアクションをしていた時があったんです。私が原因かなぁ‥。
お友達も先生もお母さんも痛いんだよ。
びっくりするんだよ。怖いんだよ。
という旨をキツく何度も伝えていますが、
衝動的にやってしまいます。
最近は手が出てから自分で
「お友達叩く、ダメ」「お友達、痛い」
「ごめんなさい」
と繰り返し言います。
学校でも、デイでもそうした時は相手から
離して遊べない状況を作ることで対応しています。
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