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過去に車中泊にいったメモ。(2023/3月①)

TLを汚さずに写真いっぱい貼れるやんけ!と思って書き始めたけど投稿する時期よ。
以下、2023年3~4月時点で書いていたものを手直し無しでそのまま投稿。当時のフィーリングと情報です。

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この時期にしては珍しく暖かい日が続いたので、大人の合法手段(有給休暇)を使って木曜夜出発、2泊2日の車中泊に行ってました。
決まっている行先は出発日の寝床と翌朝の朝食、他情報誌で気になった飲食店に行けたら行く程度。あとはその時の雰囲気と天気と時間次第。

帰宅後すぐ積み込み・身支度を済ませてコンビニおにぎりを片手に出発。
「雨の夜出発はマジで何も見えんから絶対に止めよう」と毎回誓う我ら、今回も雨(むしろ霙やら霰混じり)での出発となりました。冬タイヤでよかった。(なお次回は夏タイヤでお送りします)

ちなみにいつも以上にど平日だったからか、それとも時期が時期だからか、車は本当に少なかった。車中泊の民も少なく、夏に出会いがちな道の駅に住んでる遊牧民みたいな層がほぼいなかったのでそういう意味では快適でした。キャンプも車中泊もピークシーズンはクソ。

夜発で遠方を目指す場合は、鵡川まで向かうのが最近のルート。
鵡川の道の駅は朝風呂をやっているので出発日に風呂に入らなくてもよく、その分時間に縛られないのがこのルートの良いところ。
地元のご婦人方と脱衣所で朝の挨拶を交わすという謎ルールを遂行しながら、今日の湯加減の話に聞き耳。(昨年から引き続きボイラー故障で湯温が不安定なのだ!)今回は44~5度と言ったところでした。アッツゥイ

1日目

今回の朝食スポットは近場の静内へ。
謎のおうちカフェ「ねこや食堂」さん。
手打ちうどんがいただけて、ネコチャンがいるかもしれないし、いないかもしれないとかなんだとか。今回はいなかったです。
昔友達の家遊びに行った時に感じる匂いありますよね。そんな他人の家の匂いがします。玄関で靴を脱ぎ、スリッパに履き替え、不揃いのテーブル椅子に着席。キッチンは完全に台所。おうち感高くてめっちゃいいぞ。

ねこや定食

単品うどんと迷って、お店の名を冠している定食にしました。選べるミニごはんはカレー。朝からカレー。
ふきと昆布の煮たやつがおいしかったです。出汁がらかな。思わぬ収穫。
姉上の家の猫の1匹が、貰ってきためっちゃ良い鰹節の出汁がらの匂い嗅いでそっぽむいた話思い出した。(もう1匹はガツガツ食べたそう)
うどんは手打ち感あって良かった。硬めの茹で加減が名古屋式味噌煮込みうどんを彷彿とさせる。
ちな夫氏のミニチャーシュー丼はネコチャンの食器みたいな食器で出てきて猫の気分になっていた。
カフェメニューも色々あるので次回はスイーツ類が食べたいですね。

続いて、「さすがに平日の昼間なら売ってるやろー」と行く度に売り切れだった(いや行く時間が遅いのもあるけど)中札内の道の駅敷地内、「千サルバトーレ12」さんの「こにく揚げ」。やっと食べられた。

奥:小肉揚げ1本80円くらい(うまい) 手前:むね肉のから揚げ(うまい)


感染症予防かオフシーズンだからか、外の席が撤去されていたので車内で食べます。広がる揚げ物の匂い。うっすら蘇る、中標津の某うどん店の巨大とり天の記憶。
小肉揚げはうっすら片栗粉をまぶして揚げてあり、衣部分が少なくてジューシー。むね肉から揚げも見た目よりボリュームがあってうまい。揚げ物はやはり揚げたてが最強。
みぞれ混じりの中クソ寒いのにソフトクリームを食べてる若者たちがいて、強者だなと思いました。
ここの道の駅は他にもメイン館内のレストランや開拓記念館内のお蕎麦屋さんも気になるので機会があったらそちらも行ってみたい。
売店のおじちゃんはフレンドリーなので行ったら話してみてください。(その時に同じ人かは知らんけど)
ビーンズ邸(豆資料館)も無料なりにおもしろい展示。おすすめ。

特にあてもないので東の方へ走っていると、「はるにれの木」の看板が目に入ったので、「そいやぁガイドブック等で名前は見るなぁ」と思い急遽立ち寄ることに。
河川敷を少し走ると小さな駐車場と遠景ビュースポットが整備されており、河原まで降りて最強ビューポイントまで歩けるようになっている様で。
なお積雪のため、長靴無しではここが限界でした。夏だったらな~~~~

奥の2本がビューポイントまで行くと重なり合って大きな木に見えるらしいよ!!
ちなみにこの写真の時点で靴の中はジャリジャリの雪がそこそこ。ひゃっこい。

次の目的地も特にないので、浦幌の道の駅のソフトクリームとシュークリームを何かで見た記憶で立ち寄る。(と思ったらこの後発売したじゃらん4月号にシュークリームが載ってましたね)

シュークリームときなこソフト

クリームのめちゃ多いシュークリームと、すごくきなこなソフト。無難においしい。
大福もあったけどさすがにそんなに食べられなかった。
道の駅のソフトといえば新冠の道の駅のピーマンソフトがおいしく食べられるギリギリを攻めてるので、機会があれば皆も食べて欲しい。

こっちの方まで来たし、このまま更に東に向かって白糠の道の駅外の売店でつぶ串を食べたいなぁ!!!
そう思ったんですけど

なん…だと…

恐らく冬季休業。まじかぁ地味に楽しみにしてたのに。
こちらの道の駅、「道の駅弁」なるものの認定番号1番の豚丼弁当があるんですけど、弁当にしてはちょっと高額で手が出せないんですよね。(ホームページの値段より高かったような?)
曇天の太平洋見ながら車内で食べてる方がいたので気になって。

さて、ここまで来たら次はどうするか。とりあえず釧路まで行って考えるしかない。
釧路市博物館が見ごたえありそうだったんですが、見ごたえありすぎそうで時間が足りないと思われるのでとりあえず町はずれの釧路湿原展望台へ。

課金展望エリア下段から撮影。丘の向こうがいわゆる湿原
課金展望エリア上段から撮影。丘の向こうry

うーん、こちら入館料取るタイプの展望台なんですけど、館内展示踏まえても正直これかよという気持ち。双眼鏡も課金だし、そもそも使えなかったし。
今調べたら、展望台対決なら細岡展望台の方が眺望良いみたいですね。これはリサーチ不足だな。
冬じゃなくて時間もあれば、こちらの展望台から延びてる木道で行ける場所がなかなか良い景色なんですけどね。以前行った時は双眼鏡でクマも見れたし。

この時点でおやつの時間と晩ご飯の時間の間くらい。昼ごはんがこにく揚げだった我々は若干のはらへり。
「弟子屈ラーメンが食べてみたいんじゃ!」との意見が出たので、弟子屈エリアに向かいましょう。
道中通過した鶴居村。以前ここを通った時には道路の真ん中にタンチョウヅルが居てびっくりしたもんですが。

向こうの土地にわらわら。

やっぱり鶴といえば鶴居村よ。
恐らく観光客を積んでいるのであろう、タクシーもUターンしてしばし道端でタンチョウヅル鑑賞。
我ら観光客しか驚かないんだろうな。確かに私たちも、その辺にキツネいても路肩に車寄せないもんな。轢きたくはないので速度落とすけど。
ちなみにシカだったらこっちが死ぬ。夜中に遭遇する大人の雄鹿のサイズ感はゼルネアス。

そんなこんなでたどり着いた弟子屈ラーメン総本店。
以前通りがかった時は連休だったからかクソみたいに混んでたけど、今回は普通の土日&時間も半端だったのでめちゃ空いてました。

メニュー表先頭にあった魚介しぼり醤油

「オホーツクのホタテ干し貝柱や数種類の魚介と野菜を炊き込み、裏ごしで絞り上げた特製の醤油タレ。」(公式コピペ)
だそうで、確かに魚介系の出汁を感じておいしかったです。
他のレギュラーメニューや限定メニューも気になったので、近隣でご飯食べる必要が出た時に再訪したい。

なかなか来ないエリアまで到達したので、ここぞとばかりに川湯温泉で日帰り入浴。
なんとPh1.7という、日本でも指折りの強酸性湯だそうで。立地的にもなかなか来る事はないと思うので今回入れて良かった。
ちなみに到着したのが夕暮れ時だったんですけど、温泉へ向かう途中で鹿の大群(20頭くらい?)に遭遇しました。幸い車に向かって飛んでこなかったので良かったけど、ちょっとしたサファ○パーク気分でした。
通れないので停車してたら最初きょとんとして皆こっち見るんだけど、突然1頭がびっくりして飛び上がり、その1頭にびっくりしたシカが更にびっくりして皆んなで逃げ惑ってて。
いやそんなびっくりせんでええやん。ドラレコ残してなかったのが悔やまれる。
ちなみに温泉は静かでお湯も良くて最高でした。周辺の温泉街も楽しそうな売店多かったし、機会があったら泊まってみたいなぁ。
ちなみに良い子の皆は強酸性のお湯入った後は必ずシャワーで体を流すんだよ。

湯上がり、辺りはすっかり暗闇。どこで寝るか迷った挙句選んだ峠越えルートで霧に包まれ、夜の峠越えは2度としないと決めました。
山超えた先の道の駅にて1日目終了、就寝。

2日目

朝食は某道の駅目の前のセイコーマートの予定だったんですが、北見に朝ごはん専門店があるらしいという情報をgoogleマップで入手。
身支度してすぐ出たら間に合いそうだったので、顔もそこそこに出発。

到着したのは「別邸たちばな」さん。
口コミによると、「入店時に好き嫌いを聞かれるので答えるべし」との事。
「お茶はセルフ推奨」とも書いてありましたが、一見さんだとバレたのか着席時に普通に出してくれました。
私は「何でも食べます」、夫は「トマトと牛乳がダメです」と回答しテレビを見ながら待ちます。

朝ごはん400円。

パン食とごはん食が日替わりらしいのですが、この日はパン食でコ〇トコのディナーロール(常温)。
他は自家製っぽい何かのジャムとマーガリン、野菜たっぷりコンソメスープ、水菜かなんか茹でて和えたやつ、トマト、きゅうり、肉野菜炒め、クリームチーズ、枝付きレーズン、ヨーグルト。
夫氏のトマト枠はみかんか何かになってました。
枝付きレーズンなんて初めて食べた。枝からしゃぶって食べたけど正解だったんかな。枝ごともげるので不正解だったかも。
クリームチーズの扱いにひたすら悩みながら食べました。レーズンと和えてみたり、ジャムと一緒にパンに添えてみたり。
フードロスの観点からお残し厳禁なんですけど、ディナーロール2個に対して既にマーガリンとジャムが多い。更にメインおかずの肉野菜炒めがあるじゃん?まぁ配分に困りますよね。おかずだけ、ジャムだけで食べれるんかという贅沢な悩み。
ディナーロール常温だったのだけが少し残念。でも400円の朝食だしね。400円でここまで一汁三菜(四菜?)+デザートちゃんと食べさせてくれるのはとんでもないことよ。
今時名古屋でも400円でモーニング食べられるか怪しいもんな。
でも出来れば米の日に当たりたかったなぁ。

北見といえばハッカ記念館。は昨年行っているし、北きつね牧場もいつも行ってるので今回はスルー。
普段行かない場所…と考えてふと思いついたのが、遠軽町の「ちゃちゃワールド」。
何度か施設の前を通り掛かっていて、前回通った時は入ろうか悩んだものの子供向けの施設の感じがして回避していたんですが。口コミ見ていたら大人が行っても大丈夫そうな様子だったので意を決して行ってみる事に。

いやー、とても良かったですよ。
特に撮影不可の「影絵美術館」。藤城清治先生の作品が色々展示されています。
かなり長い時間見てたと思う。こういう作品の現物は絵本や写真で見るのと全然違いますね。影絵だから、やはり光があってこそ映えるというか。制作にまつわる文章のパネルも読み応えがあって。
特にここの目玉、超大作の吹き抜けの影絵が圧巻で、他に客がいないのをいい事に案内アナウンス流しながら見学ソファーに寝て見上げてました。
これはマジで一回生で見た方がいい。皆も遠軽町に行く事があれば是非見てほしい。
気に入った作品のポストカードが欲しかったけど、その作品に限って置いてなくて残念でした。
影絵の他にも世界や全国から集めた木のおもちゃが沢山展示されていたり、実際に触って遊んだり出来るお子ちゃんにもおすすめの施設でした。現に私達以外の来館客は皆親子連れ。気まずい。
自由に遊べるおもちゃの中だとカプラでずっと遊んでました。あとキッズがいなければ積み木でビー玉の経路作るやつとか遊びたかったよ。

ところでこれすごくない?思わず写真撮ってしまった。翼と尾の削りカールがめちゃくちゃよい。うちの玄関の木彫り熊と並べたい。
調べたらお鷹ぽっぽというらしい。機会があれば我が家の木彫り熊と並べたい。

しっかり午前中を楽しんだところで、ちょうど昼頃。近隣でなかなか営業時間に行く事がないけど行ってみたい場所があったのを思い出しまして。

北海道の誇るフリーペーパー、JP01の上川町特集のトップを飾っていた、愛山渓ドライブインの「まいたけラーメン」。
道内有数のきのこの産地・愛別町に程近いこちらのお店で提供されているという、愛別町産のジャンボ舞茸を贅沢に使ったインパクト抜群の映えないラーメン。
そして今や貴重な生けるドライブイン。

愛別産ジャンボ舞茸をシンプルに贅沢にふんだんに。

情報誌通り舞茸&ネギonlyのストロングスタイルのビジュアル。
こういうドライブインの食事って(紹介されているとはいえ)正直そんなに期待してなかったんですけどね、これは美味しかった。
塩スープに炒めた舞茸の味がよく滲み出てて、普段ラーメンスープ飲まないけどほぼ完飲。具の舞茸もまたうまい。
他にきのこラーメンなるものもあったので、次回はそれも挑戦したい。

ここで現在上川町。昼過ぎ。もう1泊してもいいけど今からなら割と余裕で帰れるな!
帰った方が日曜一日寝られるし。帰ろう。

という訳でそこからは函館に向けて走行。
途中、ナビが早いと案内してくるので普段通らない札幌市内を抜けてみたんですが、もう2度とこのルートは通らないと誓ったのであった。ダラダラ小樽まで走って毛無峠越えた方が楽だそうで(個人差)。

ちなみに今回のルートはだいたいこんな感じになりました。反時計回りです。

比較的まともなルートだったのでは?


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