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CV作成のポイントと、CV自動スキャンシステムへの対応方法

こんにちは!オランダの大学院に社会人留学、その後現地で就職したChisakiです。

この記事では、海外大学院留学や海外就職で必須のCV(英文履歴書)について2つの情報をシェアします。ひとつ目はCVを作成するときの基本的なチェック項目、そしてふたつ目に、企業の人事担当者や大学の入学受付担当者が使うとされているCV自動スキャンシステムに対応したCVを作るにはどうすれば良いのかという点をお伝えします。

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さて、CV自動スキャンシステム(ATS: applicant tracking system)とは、応募者から送られてきたCVの内容をコンピュータ上でチェックし、より「優秀」なものを選別したりランク付けしたりできるシステムのことです。限られた求人に対して大量の応募者が集まる大企業では、実に98%がこのシステムを使用していると言われています。同じようにたくさんの出願書類に目を通さなければならない大学院の出願においても、このシステムが使われていることは想像がつきますよね。要は「一次選考」がコンピュータ上で行われるので、ここで振り落とされてしまうと担当者(人間!)に自分の書類を見てもらう機会さえないということです。ですので、この「一次選考」をしっかり通過するためにはCVに何が必要なのか?ということを書いていきます。

と、前置きが少し長くなってしまいましたが、とにもかくにもまずはCVとしての基本的な体裁が整っていなければ話になりませんのでまずは基本的なチェック項目を見ていきましょう。

1. フォーマット

A4で2ページ以内に収まっていますか?

じゅうぶんな余白があり、読みやすいレイアウトになっていますか?

箇条書きになっていますか?

読みやすいフォントを使っていますか?一般的にはTimes New Roman, Garamond, Arialなどが良い(無難)と言われています。

テキストの配置に一貫性がありますか?

※Wordの中にもCVのテンプレートがたくさんありますのでそれを利用するのもおすすめです。

2. スタイルと構成

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