見出し画像

トレード日記


■ブログの紹介と見方


このブログは一応僕のライントレードを体系的にまとめあげるのが目的で,一通り勉強したが勝てない初心者と中級者の間ぐらいの人から,中級者ぐらいの人を読者層として想定している.
トレードの勉強は手法の勉強になる事が多い.
でもこのブログは手法(公式)の丸暗記でトレードするタイプのものにはならないように心掛けているつもり.
初心者が勝てないテクニカル的な理由は自分が何をやっているかわからないからだと思う.公式を丸暗記してもテストで点が取れなかった事はないだろうか?それに近い.体系立てる事を意識している.


そして,概ね3つの種類の記事に分類する事にした.

・研究ノート  ← 研究した結果をまとめる所
・トレード日記 ← トレード例
・研究メモ   ← 着想やアイディアの殴り書き(めったに書かない)

研究ノートはここから全貌が見渡せるようになっている.
めっちゃ書きかけ感あるけど.

トレード例に関しては今回のような日記を見てほしい.
負けトレードも載せるが,読んだ人が勉強になりそうな内容に絞る事にする.僕のしょうもないルール違反のポジポジ病みたいな負けトレード載せてもしょうがないと思うし,自分も恥ずかしい.(笑)

日記に関しては多少砕けた文体で行こうと思う.
研究メモの内容は使えそうなら研究ノートの方にできるだけわかりやすくまとめて吸い上げていくつもりなので,そんなに読む必要は無い.

1.結果

■結果

USD/JPY M5
集計結果

青✔でロング✖で決済.
P①はエントリーミスで狩られて損切り.P②はうまくいったので勝ち.
今回のエントリーミスはポジポジ病ではなくテクニカル的な技量不足だと思っている.
※よくチャート画像の左上にmegumuがチャートを公開と書かれているが,僕の偽名なので安心してほしい.(笑)

■トレンド逆張りについて

さて,今日はトレンドの逆張りをした.
教科書的にはおすすめできないとされているが僕はたまにする.
押し目買い・戻り売りの次に簡単だと思っている.
押し目買い・戻り売りは思いっきりトレンドと反対方向に行ったときにトレンド方向にエントリーする.
だからトレンド方向にいくしかない.
当たり前で,勝率の意味で優位性がある.

トレンド逆張りは思いっきりトレンド方向に伸び切ったときにトレンドと逆方向にエントリーする.
だからトレンドと逆方向に行く.
これも当たり前で勝率の意味で優位性がある.

ブレイクアウトは意味が分からない.
推進波の途中で抵抗線付近で飛び乗る.
優位性あるの?勝率の意味でも,リスクリワードの意味でも.

下降トレンドの直近安値水平線のブレイクアウトに優位性があるように見えないお話.
下降トレンドだからいずれ抜けるだろうけど,
今,その時抜けるって事を分析できないといけない.

フラッグやペナントのような実は押し目買い,戻り売りですよ系のチャートパターンブレイクアウトならわかる.
押し目・戻り目で小さなチャートパターンを見つけてエントリートリガーとしてのブレイクアウトもわかる.
環境認識の抵抗線付近でエントリーはマジで意味わかんない.
押し目買い・戻り売りしてトレーリングストップしてついていったらそのまま抜けましたならわかるけど.

2.トレード解説


■環境認識 W1

オシレーター(MACD線)と同じ役割を果たす平行チャネル

平行チャネルはオシレーターと同じ役割を果たす.
この緑の平行チャネルを見るのはほぼMACD線を見るのと同じだ.
平行チャネルのオシレーターとしての使い方は,
上限より上→買われすぎ.
下限より下→売られすぎ.
上限を突っ切ったり,下限を突っ切ったらブレイクしない限り少なくとも中央線まで戻ってくる事が多い.
ブレイクするのは最後の1回だけ.
基本ブレイクしない方向に賭ける.
それをトレンド転換の兆候の1つとしてメチャクチャ重視している.
MACDでなくRSIの70%や30%のラインに近いイメージかもしれない.
そういう相場感が僕の中である.

■環境認識 D1

D1 平行チャネルと補助線(薄い平行チャネルと平行なライン)

ライントレードがインジより有利な点はロウソク足の終値に依存しない事.D1チャートにしてもH4チャートにしても同じ位置にラインはある.
同じ相場を同じパラメーターのインジで見ると違って見えるのがほんとに嫌い.混乱する.
5分足ならシグナルが出てるけど,15分足ならシグナルは出ていないなどが普通に起こる.
これは価格変動を見ないで,オシレーターを見ているからだと思う.
じゃあオシレーターはチャートから消す!というのも違う.
買われすぎ,売られすぎ(割安・割高)の概念は重要だと思うから.
だから平行チャネルを使ってる.

黒矢印から相場が反転している.
平行チャネルから,おそらく緑の補助線までほぼ真っすぐ行き,やがて突き抜け中央線まで到達するだろうという推測ができる.

黄色の矢印みたいな感じ.日足のロウソク足規模のロウソク足パターンができると思う.

つまり,数日規模のレンジができるだろうと思う.
けど,この日はまだ到達していない.
もっと細かくみないと今日のトレードチャンスは無い.

■環境認識 H4

レンジの遷移がトレンドというのが僕の相場感.
とくに変わった事ではなく,ボックス理論とかもあるし,水平線を引く人もいる.ぼくは水平線のかわりに長方形を使っている.

3つ目の長方形の内部に価格が入っていたので,中央線を作図して,延長した.僕が引く水平線はレンジの上限と下限,中央線がメイン.
上限は突破しているからもう延長しない.
下限はまだ遠いから延長しない.
エントリー前にはH4チャートでは反応しそうな中央線に向かっている事しかわからないので,もっと細かく見る.

■環境認識 H1

黒の長方形のレンジの遷移が確認できる.
下位足で拡大する.

■セットアップ M15

赤や青の矢印の部分のようにこのレンジのサイズ感に対して,強い売買が入ったところを適当に見つけていく.この作図を行った時刻は縦の点線が入っているころ.

ややこしいので,今日のトレードに使わないラインは消そう.

売買が反転した位置に緑の矢印をつけた.
下矢印が,売り圧がかかったところで,上矢印が買い圧がかかったところだ.
それを分断するように線をいれる.
これが高値圏と安値圏の境界.

平行移動して,微調整すると平行チャネルができる.

オシレーターのRSIでいうと買われすぎ・売られすぎラインを意識してるだけなので,多少抜けても構わない.中央線は大体中央にあればそれでよい.
これは目安にすぎない.


こんなイメージ

1つのトレンドでレンジのサイズが大きく変わる事は経験上全くない.
黒レンジのサイズ感のレンジができる事が読める.
これはもうかいてあるが,そうなるまで待つ.

■セットアップ M5

状況は整った.
あとはエントリートリガーに従って,エントリーするだけ.

■エントリートリガー M1

エントリートリガーはここで詳しく説明している.
継続レンジによる仕掛けで説明しているが,今回は反転レンジ.
でも全く一緒.

黒レンジのオーバーシュート法で入ろうと思っていた.
黄色レンジが黒レンジの下限より下にできるのを待つ.

①の部分は左の一番したの緑まるに対して押しが浅すぎる.
これは最安値とは言い切れない.
②の部分は黄色のレンジの下へのオーバーシュート.
これはだいぶ低いから黒レンジの最安値やろと思ってエントリー.
ほんとは緑の✔あたりに終値がある段階で成り行きエントリーしたが,スプレッドが開き青✔で約定.(笑)

ほんで,失敗して狩られた.とほほ.
1つの黒レンジに対して(1つのセットアップに対して)証拠金は3%しか失ってはいけないのが僕のルール.
オーバーシュート法は3回目ではうまくいくことが多いから1%のリスクで仕掛ける事にしている.

③は黄色レンジがもう一個できると思ったので,待ってた.
ダブルボトム左肩最安値型だ.
これはエントリートリガーの記事を書いたときには持っていなかったエントリー方法なので,書いておく.
上のエントリートリガーの記事の言葉で説明すると,オーバーシュート法の内部リトレース法エントリーバージョンだ.
ただし,レンジの位置はレンジの下限ができる前レンジの幅一定の法則を使って推定しているのがポイント.
逆三尊ならば左肩で大体右肩の位置がわかるが,前までダブルボトム左肩最安値型はレンジの底でエントリーできなかった.


ダブルボトム左肩最安値型の右肩での買い方.
オーバーシュート法の内部リトレースエントリー

■ポジション管理  M15

①平行チャネル下限に到達したら中央線まで戻るという法則がある.
②FR(フィボナッチリトレースメント)はピッタリ止まる事が多い.
この2つの性質をりようする.
図のようにTP②が妥当とわかる.
2つ目の縦線の時刻で到達しなければTP③に途中で変える.
ただし,今回はTP③に2つ目の縦線よりも前にもう到達しているので,2つ目の縦線がきたら成り行きで逃げる.
という戦略.
トレーリングストップもしている.
今回は空ぶったのと,眠いので成り行きで切って逃げた.

※ただし,平行チャネルの中央線は緑矢印と赤矢印に反応するように少し下げた.いまいち下限と中央線の幅が広すぎていまいち自信がなかったから.
自信のあるところまでしか持てない.
それ以上はギャンブルという思想.

これの方法でバチバチに先端で利食える事もあれば空ぶる事もある.
突っ切っていく事もある.でもわりと良い位置が推定できる.
若干改良が必要かもしれない.

3.感想

■反省

IFDOCOしとけばよかった.(笑)RR4.5のセットアップ逃す.
僕の証拠金リスク率2%までOKな入り方なので,9%増えてた.

内部リトレース法で入れた.

■感想

黒平行チャネルは毎回微調整する.
僕はトレードする日に,いちいち全部消してこのラインを引き直す.
しっかり上位足との関係を頭にいれておきたいからだ.

今回は青長方形のレンジの中央線で少しは反応する事,
それが,黒チャネルの中では中央線付近までの上昇になるだろうという事を利用して,トレードした.
青の長方形の水平線は,大きくチャートを見ていないと気づけない.
黒チャネルの下限にタッチしたからと言ってトレードすると何度も間違ったセットアップで仕掛けてしまう.
大きく見る事が大事.

あと,レンジ単位で見ていく事も重要で,レンジの位置がどこか推定できればそれでいいという事が,裁量によるラインの誤差を解消している.
ラインやMAはピッタリでなくてもいい.

どっかの大学の卒業論文みたいに長くなってしまった.
もう終わります.
全部のトレードを書くわけではないけど,こうやって具体例を残せて行けたらと思う.








この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?