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第31回 マシンガンズ「ネガポジ」23/6/30…羅生門・ネタの話

2023年6月30日 Radiotalk
第31回 マシンガンズ「ネガポジ」

マシンガンズの「羅生門」「蜘蛛の糸」「走れメロス」の文学ネタ3部作をいつか見たいという方のメールを読んで。

西堀「『羅生門』はさ、今度さ、ネガポジでさ、イベントやった時やろうよ」
滝沢「どっかでやりたいな」
西堀「ネタやろうよ。あれすぐ出来るし」
滝沢「だからさ、ベストネタみたいなこととか出来ないのかな今年。ベストネタライブみたいなね」

西堀「全く、ちょっと毛色の違うやつが何本かあるんだよ」
滝沢「あるあるある」
西堀「でも『羅生門』は、1回見てほしいんだよな」
滝沢「見てほしいね」
西堀「配信でも、何でもいいから。ただだからその節目のイベントではやろうと思ってたの」

西堀「『羅生門』と『蜘蛛の糸』はやりたい。『蜘蛛の糸』…面白いなあと思ってやってたもんな」

第31回 マシンガンズ「ネガポジ」

マシンガンズの「羅生門」はもう封印してしまったのかな…とも思っていたので、「やりたい」「見てほしい」ネタだと話していて思わず歓喜。バリバリやる気があるとわかって嬉しい!メールを送ってくれた人に感謝。

少し前に「羅生門」について書いた記事も、思いのほか多くの人が読んでくれたようで嬉しいです。

そして、マシンガンズの「羅生門」「走れメロス」とは。

西堀「『羅生門』っていうのは、最初に俺が『羅生門』の話をするわけ。したら、現代にも『羅生門』があるぞ、っていうネタなんだよね」
滝沢「これ今やったら損?……損か。じゃあ皆さん、楽しみにしといてください」
西堀「イベントまで。イベントの一発目『羅生門』やる」
滝沢「あっいいね」
西堀「見てほしいし、あのネタ」
滝沢「『蜘蛛の糸』もあるし、『走れメロス』もあったよね。磔にされんだよね、最後ね」
西堀「そうなの、あれだよ。現代にも『走れメロス』ってあるぞって言って。で、西葛西まで金取りに帰るんだよ」
滝沢「ああー!」
西堀「はははは」
滝沢「で、途中で諦めようとするんだよな」

第31回 マシンガンズ「ネガポジ」

けっこうネタバレなところまで話していたので、この先は割愛。あらすじを聞いているだけで面白いし、話している2人も楽しそうで。イベントで見られる日が来るのが楽しみ!一発目「羅生門」は痺れる!!

ちなみに、元やさしい雨の松崎さんが「羅生門」をやる許可をもらったというツイートも。解散されてしまったようだけど、他のコンビがやるとどんな感じになるのかも興味深い。

「走れメロス」について話していた続きから。

滝沢「じゃあもう、3本あるね。『羅生門』『蜘蛛の糸』な」
西堀「あるよ、あるある」
滝沢「これで来年セカンド行けるね」

西堀「でもね、あそこで『羅生門』は出来ないわ」
滝沢「出来ない。うん。特にだってギャロップなんかもフリの長いネタみたいのやってたろ。地獄の決勝だったろそしたら。『羅生門』だったら。なんだこの大会ってなるだろ」
西堀「史上最低の決勝戦って」
滝沢「あははは」
西堀「これ危ない危ない」
滝沢「どっちが勝ってもなあ」
西堀「まあ我々はでもね、これ何度も念押しするけど、あの負け方でベストでしたよ。でギャロップが勝って一番いい大会なの」
滝沢「一番いい、一番いい」
西堀「そんなもう俺らなんかチャンピオンになってたらさ」
滝沢「そうだね」
西堀「なんか、なんかなあ」

第31回 マシンガンズ「ネガポジ」

セカンドはあの負け方でベストだった。あそこで「羅生門」は出来ない。ギャロップが勝って一番いい大会。清々しいくらいにそう言い切る西堀さん。

やっぱりそうだよなとは思いつつ、それでも、地獄の決勝でマシンガンズが「羅生門」をやって優勝する世界も見てみたかった。そんなイカれた世界を夢見てしまった、自分もどこかイカれているのかもしれない。

「羅生門」「蜘蛛の糸」「走れメロス」の3本で来年セカンドに行く…ことはなさそうだけど、過去のネタについて色々と話していて、とにかくネタに意欲的な感じなのが嬉しい。

思い返して挙げていた過去のネタ
・催眠術師(西堀が催眠術にかけられて縄か何かに縛られる)
・タイムトラベラー(「くるくるぺったんぺったんこ」と言って西堀が時間旅行する)
・マッサージのコント(男性同士で「そっちのサービスはありますか」全然ウケない)
・滝沢ボケ(「女の人が目の前に歩いてて、後ろから歩いてると女の人が急に走り出すんだよな」初期の代表ネタ)
・西堀ボケ(西堀がホスト役のネタ)
・石原さとみと恋をする

滝沢「女の子のネタあるじゃん。あの「楽しいな」の原形のやつ」
西堀「ああ、ある」
滝沢「石原さとみのネタがあるんだよ。俺が石原さとみと恋をするっていうネタがあるんだよな」
西堀「ある、あるある」
滝沢「で最後別れるんだよな、石原さとみと泣きながら」
西堀「最後 俺が飛行機になるんだっけ?あれ違うっけ?」
滝沢「あっ、西堀 飛行機になってた」
西堀「ウーン、ウーンウーーーーー!って空港から飛び立つネタあったよ」

第31回 マシンガンズ「ネガポジ」

飛行機のくだりは覚えてないけど、石原さとみと恋をするネタはオードリーのネタライブでやっていたのをライブメモから見つけた。


2015年7月20日 有楽町朝日ホール
「オードリーのネタライブ」

「オードリーはまだかみたいな顔してんな」というのがもうマシンガンズっぽい。
この恋をするネタが「楽しいな」の原形だったのか。女の子との妄想漫才コントで、西堀さんが急に芝居のスイッチが入って女の子になるあのすごさは、もっともっと評価されてほしい。

エンディングで「ネガポジのメールが3通しか来ない」という番組告知、なんと切実な時代。

有吉さんのツイッターによく載っていた西堀さん。お笑い+生きることに悩んでいた様子。

又吉さんが芥川賞を受賞した時期で、「芥川賞取ったでしょ?『かごめかごめ』で」と小説を出していることをイジられていた滝沢さん。まだナイーブな話題だったらしい。

この前年の『かごめかごめ』出版打ち上げのいい写真があったので、載せておきます。

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