思考日記23日目
今日はドイツ出身の音楽家で「若きウェルテルの悩み」「ファウスト」などの名作を残した文豪、ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテの言葉を使って考察していく。
今回は彼の、
「人間の最大の敵は不機嫌である」
という言葉を使う。
まず、ゲーテのこの言葉の率直な私の感想、とても共感といったところである。
人が不機嫌であると、自己、他社ともに悪い雰囲気になることは言うまでもないし、それによって気分を害されてきた経験は私にもあるし、人ならば誰にでもある当たり前のことである。
しかし、不機嫌になるということは気分が悪いということで、人として生きるなら「気持ちが落ち込む」ことは「気分が良くなる」と同じように、心の代謝として必要なことであるという要素ももちろんある。
では、人に悪影響を与えずに自己の不機嫌をどう処理するのか、これが人間の精神に課せられた課題であると私は考えた。
もともと、生き方の指標に「いかに幸せに生き抜くか」を置いている私としては、自分の不機嫌さで周りに迷惑をかけたくないし、他者の不機嫌に自分の気を害されたくないと思っている。
自分の不機嫌さを周囲に漏らさないようにするため、自分の中のマインドに落とし込んで徹底的に洗う。
※思考日記2日目に登場した、私の中の4つのマインド「ポジティブ」「ネガティブ」「ストイック」「プアー」。それぞれが補完し合い、自己の精神の安定を図っている。という考え方。
これによれば、ネガティブ思考が自己の不機嫌さを分析する、そしてポジティブが思考を上機嫌に変換し、ストイックが自己の成長の糧に変え、プアーが経験として受け入れる。
といった過程を挟んで不機嫌を乗り越える。
まさしく、私がやっていることは自己で不機嫌と向き合うという意味そのままなのことなのである。
というわけで今回は、
自己と向き合うことによって「自己の不機嫌」から人を守る。
という結論で締めることにする。
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