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思考日記27日目

今日の思考日記も初期から予定していた人物の発言を使う。
今回はアルフレッド・ノーベルの発言を元に考察をしていく。

スウェーデン出身の発明家で、ダイナマイトの開発が有名。ノーベル賞の創設者である。

「心配は胃の最悪の毒である」

思考日記を書いていく上で一つのテーマにもなっていた「私の中の四つのマインド」に置き換えると、「ネガティブ」に該当する考え方は、人の心に害を与えるという考え方になる。

経験則からすれば、何か心配している時はネガティブな思考になるし、胃がキリキリと痛むような思いをする。実際に胃が痛むことすらある。

心配、ネガティブは肉体に実害をもたらすということを示しており、それが人の胃にとって(人の心にとって)最悪の毒、とまで言い切っているところがポイントである。

では、解毒はできるのか。

ノーベルは解毒について全く語っていないものの、私には見解がある。

ネガティブに対抗しうるのは、いつだってポジティブである。

マイナス思考はプラス思考でしか対抗できないし、人の心はそうやって均衡を保つように作られている。

私の中のマインドもそうやってうまく取り合ってきたし、意味こそ違うものの、これこそが「マインドコントロール」であると私は考えている。

つまり、毒といえど決して全てが悪いというわけでもなく、解毒、ポジティブ思考をするキッカケを手に入れるチャンスにもなりうるということを可能性として示しておきたい。

SNSを使う人の中にはネガティブな発言を駄々漏らしにする人がいる。

不満を吐き出すことによってポジティブ思考を得る、というやり方で、私も存在自体は否定しない。

それこそ、裏垢という文化は人の心の均衡を保つのに有効だと思っていて、人に危害さえ加えなければ極論、何を書いても良い場であると思っている。

しかし、「人に危害さえ加えなければ」が理解できない人が多いのも事実で、それに苦しむ人、それを乗り越えられない人が多いことが問題となっている。

その度、私は「人類にインターネットは早かったのではないか」とさえ思ってしまう。

だが、こんな風に思える余裕は、自己の心配、ネガティブを解毒しながら生きていくことで得られる、そう考えている。

便利な時代がもたらした地獄と、うまく付き合って生きていかなければならないと思うことができる。

「人を嘲笑しながら生きるより、自分に酔って生きた方が楽しそう」

と私が考えるようになったのも、ノーベルの言葉から考察を深めたからかもしれない。

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