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思考日記29日目

この課題のまとめの提出日は、30日目の翌日となっており、スケジューリングの丁度良さも私のせなかを押している。

今日は、マルティン・ルターの発言を使って考察していく。

ルターは16世紀の宗教改革の中心を担った人物で、神聖ローマ帝国の神学者、司祭、牧師として聖書のドイツ語訳などを手がける。

これが功を奏し近代ドイツ語が成立したとされている説もある。

今回はルターの

「人々の行動は、すべて根底に希望があります」

という言葉を使って考察する。

まず、「人々の行動」が何を指しているのかを考える。

民衆、大衆が世間、政治を動かす、という場合と、個人個人が各々の人生の中で繰り出す選択、行動では、全く意味が異なってくるからだ。

では、今回この言葉はどれに該当するのか。

私は、どちらにも当てはまるという立場を取ることにした。

例えば、民衆で考えた場合、「民衆の行動は未来に希望を持った選択をもって行動する」

と考えることができるのに対し、

個人個人が選択する人生上での行動に置き換えた場合でも、「個人が益を得るために希望を持った行動をする」と捉えることができる。

このように、その考えのどちらかということはあまり重要でなく、民衆、あるいは個人が行動する時、その根底に希望がある、ということが重要なのである。

つまり、この言葉は印象よりはるかに核心的で、意味そのままの言葉であると捉えることができる。

よって、今回はルターの言葉をストレートに意味そのままの解釈で、考察が完了するということにする。

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