【音楽】COUNTDOWN JAPAN 22/23

社会人になり、年末にまとまった休みを取れたので、初めてフェス観戦で年末を過ごしました。千葉幕張の「COUNTDOWN JAPAN」３日目です。CDJ自体が初参加なので楽しみにしていました。

１日通して非常にアツいライブだったので、その感想を。

yama

01. 色彩
02. あるいは映画のような
03. a.m.3:21
04. 春を告げる
05. 麻痺
06. くびったけ
07. 世界は美しいはずなんだ

最近ハマっているアーティストの１人です。ステージを間違えて２〜３曲逃し、後半から観始めました。会場に向かうと人が溢れて返っていて、最後列からしか見れなかったので、やっぱり人気あるんだなーと。

顔出ししないアーティストは人となりが分かりにくいなーと思っているんですが、MCの明らかに不慣れな感じや、力強くも繊細な歌声が人間味に満ちていて、さらに好感を持ちました。
最近で一番好きな『世界は美しいはずなんだ』を聴けたのが嬉しかったです。前半にやった曲たちも、またどこかで聴けると良いな。

ゲスの極み乙女

01. crying march
02. パラレルスペック
03. ロマンスがありあまる
04. 猟奇的なキスを私にして
05. 颯爽と走るトネガワ君
06. キラーボール
07. もう切ないとは言わせない

圧倒的な演奏力。表現が適切か分からないけど、安心して観ていられる。今回見たバンドで、唯一ソロ回しをしていたのも印象的でした。

セトリの大半が自分も知っている有名曲で、好きな曲も多かったので満足感が大きかったです。曲中にメロディーが大きく変わる曲が多く、あっという間に曲目が進んでいき、飽きを一切感じなかったです。

ヤバイTシャツ屋さん

01. あつまれ！パーティーピーポー
02. 無線LANばり便利
03. 癒着☆NIGHT
04. ちらばれ！サマーピーポー
05. Universal Serial Bus
06. NO MONEY DANCE
07. dabscription
08. ヤバみ
09. ハッピーウェディング前ソング
10. かわE

１曲目から『あつまれ!パーティーピーポー』で会場のテンションMAXに。
有名な盛り上がれる曲が詰め込まれていて、「これぞフェス！」って感じのライブでした。

紅白出場に関するMCと『dabscription』を経てからの『ヤバみ』〜『かわE』の畳み掛けにヤバTらしさが出ていた気がします。
『かわE』がなんか良い歌にすら聞こえたのが、ちょっとムカつきましたね（笑）

amazarashi

01. 感情道路七号線
02. 火種
03. 境界線
04. アオモリオルタナティブ
05. 命にふさわしい
06. 空に歌えば
07. 独白

amazarashiは正直２曲くらいしか知らないで観たけど、圧倒されました。
モニター全面に歌詞が映し出されるリリックビデオ調の演出を取り入れていて、演奏のインパクトとも相まり、amazarashiの持つ世界観に惹き込まれました。
ボーカルの声量が若干音割れするくらい出てて、エネルギーに満ち溢れていたし、演奏も曲の暗い雰囲気とは対照的に力強い印象を受けました。

バンドの演奏を観たというよりは、ちょっとした映画や物語を観たような感覚で、全曲終わった後に少し疲労を感じるほどでした。

スキマスイッチ

01. ゴールデンタイムラバー
02. OverDriver
03. 奏（かなで）
04. up!!!!!!
05. Ah Yeah!!
06. 全力少年

有名だし好きな曲も多いけど、なかなか観に行かないなーという絶妙なラインのアーティスト。なので今回、生で『奏』や『全力少年』を観れたのはとても貴重でした。
バックバンドがギターにサックス・トランペットと充実していて、ホーン隊付きバンドの好きな自分にとっては、聞きごたえ満載の演奏でした。

最後の『全力少年』を演奏した時、会場の一体感が凄まじくて、世代を超えて認知されてる曲ってやっぱりすげぇなって思わされました。
年次が上がっていても変わらずに会場をわかせるのは見事だなと。

ACIDMAN

01. 夜のために
02. FREE STAR
03. Rebirth
04. 赤橙
05. ALMA
06. ある証明

こちらも前から好きで楽しみにしていたバンド。
３人だけのバンドだけど、他に全く負けない厚みある演奏でした。やっぱりデカいやつが強い。

『赤橙』『Alma』でしっとり聞かせてからの『ある証明』の熱量が圧巻でした。今回のフェスで一番「そうそう。これを観たかったんだ。」って思えたのは、ACIDMANの『ある証明』でした。

女王蜂

01. MYSTERIOUS
02. 火炎
03. BL
04. KING BITCH
05. 催眠術
06. P R I D E
07. バイオレンス
08. Introduction

アヴちゃん登場時の盛り上がりが狂気だった。アヴちゃんの立ち振る舞いや歌声がカッコ良くて、美しくて、カリスマ性に溢れていました。まさに"女王"。
ファンであろう人たちがジュリ扇を振り回していた様子も印象的で、会場が女王蜂の世界観にひれ伏している雰囲気がありました。

女王蜂も曲を沢山知っている訳ではなかったけど、世界観と演奏力で楽しめました。

ASIAN KUNG-FU GENERATION

01. Re:Re:
02. リライト
03. ソラニン
04. You To You
05. 出町柳パラレルユニバース
06. 君という花
07. Be Alright

今回のフェスの個人的大本命。中学からずっと好きだったものの、観る機会に恵まれなかったので、目に焼き付けて帰りました。

始まりは『Re:Re:』の激長イントロから。イントロだけで拍手が起きてました。そこから『リライト』『ソラニン』と有名曲が続き。
スキマ同様に有名曲のパワーって凄いなってのを、ここでも感じました。

後半の最新曲（特に最後の『Be Alright』）は「アジカン好きで良かったな」「今日来れて嬉しいな」っていう多幸感もありました。

Ado

01. 逆光
02. うっせぇわ
03. 私は最強
04. リベリオン
05. ウタカタララバイ
06. Tot Musica
07. 世界のつづき
08. 行方知れず
09. 千本桜
10. 踊
11. 新時代

Adoのライブって想像つかないなと思いつつも、FILM REDがあまりしっくり来なかった勢なので、期待40~50%くらいで少しナメてかかってました。
大反省。完全に予想を裏切られました。

まず登場した時の会場の熱気が、FILM REDでウタがステージに登場した時とモロ一致していました。Earth Stageに立った、どのアーティストよりも会場が揺れていました。
そして１曲目がウタの『逆光』に始まりセトリの半数近く、ウタの歌を披露していました。何かのネット記事で見た「Adoはウタやワンピースが全然好きじゃなかった」みたいな記事はてんで的外れな話だったんだなと。

ずっとMCを挟まないまま淡々と曲が進んでいき、ラスト１曲を前についに口を開きました。
がなりの効いた歌声や尖った歌詞からは想像出来ないほど、優しく綺麗な声で真摯に今年一年の喜びや海外への夢を語っていて、Adoへのイメージが大きく覆されました。
そんなMCを終えて最後に歌われた『新時代』は、映画・CMなど今まで聴いたどの場面よりも感動的でした。

悔しいけど、今回観たアーティストの中で優勝は間違いなくAdoだったなぁ。

今回の感想

今回は初めて観る、かつ1回は観てみたいと思うバンド・アーティストが多かったので、観ていてとてもワクワクしました。

「amazarashi」「女王蜂」「Ado」のように世界観に圧倒されるアーティストと、「ゲス」「ACIDMAN」「アジカン」のように演奏のクオリティに圧倒されるアーティストが多くて、その音楽を受け止めるのに体力を使うフェスだったなーと感じています。
その分、全ライブ濃厚で一日があっという間でした。

もっと観て観たい・聴いてみたいと思うバンドも多かったので、ここから別のフェスで再びお目にかかったり、ワンマンに足を運んだりしていくのが楽しみです。

CDJ 22/23 ３日目　総じて最高のフェスでした！

今回聴いた曲まとめ