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3度目の手術は高校生

学校も楽しく遊び盛りの高校2年生の時に右足の膝に違和感をおぼえ
病院にいくと、入院、手術の診断でした。
左膝を2度手術して、かばったり無理をしてた右膝にも同じ症状が・・
過去2度の入院経験から、自分が描く絵を自分より小さな子たちが
喜んでくれたり、看護士さんらが上手ね!と褒めてくれたことを
きっかけに、もっと勉強して上手になりたいと思い
高校はデザイン科に行きました。なので学校はとても楽しかったのです。
休んで、遅れないか?習えないことがでないか?
いろいろと不安で、もちろん出席日数が足りないと留年にもなるし
考えて夏休みを使うことに!
それもまた、友達と遊ぶのが一番楽しい時期に(笑)
でも、自然に治るものでもないから諦めました。

高校生ともなると少し大人なのになのに
これまた小児病棟!壁には一面パンダちゃんの模様!
その病院に空きがなかったのか、同じ症状で同じ歳の女の子が
数日後、救急車で運ばれてきました。
膝が外れコケると、カクンと戻る時もあれば、戻らず痛いし
歩けなくなちゃうのです。
もう、意気投合です!楽しい入院生活の幕開け〜
お見舞いにくる母親同士も仲良くなって娘らをそっちのけで、
お話をしてました。
私たちも高校生ともなれば、親には着替えetcを持って来てもらったら
良いという感じで、そんなに話す事もないお年頃。

それに加えて、福大のバレーボール選手がケガで同じ病室に入院してきたり、バスケをしてる中学生が入院したりで小児病棟とは思えない6人部屋でした。退院したあとも、しばらく文通をしてたけど今は音信不通ですね。
あの当時、今のようにスマホがあったらな〜と
心から思える素敵な方々で、誰かが術後に動けなかったら
食事の配膳を返してくれたり助け合ってました。
人の痛みに寄り添う感覚って、こんな入院生活で培われたのかもしれません。

この入院での父との思い出は薄いな〜(笑)
相変わらず、昼休みに毎日ではないけど来てくれた気はします。
ひとつあるとしたら、よくアイスを買ってきてくれてたの♡
いつも同室の子の分も!
それがいつも「あずきバー」カップではないから、すぐ食べないと溶けるし
実はあんこが苦手な私は、それも苦手!
でも、せっかく父が買ってきてくれるからキライと言えずに食べてました。
3週間ほどの歩けないベット上の生活を経て、歩くリハビリに入った頃に
一緒に売店に行って「あずきバー」よりこっちのほうが好きなの〜と
PRして以降、それを買ってきてくれるようになりました(笑)


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