【今日コレ受けvol.026】フェルマーの料理と不夜城
本題とは全く外れるのだけど、虚数ってなんだっけ? と思考が旅に出た。
そういえば、今日TVerで見た『フェルマーの料理』というドラマにも虚数 i が出てきたっけ。
ドラマの(というか原作の漫画)の詳細は、公式サイトに譲るとして、志尊淳さん演じる天才シェフ・朝倉海のセリフが刺さった。
私が通っていたIAMASというアート系の専門学校は、「不夜城」と呼ばれていた。24時間365日学校を開放していて、昼も夜も、盆も正月も、いつも人がいた。私は落ちこぼれだったけれど、「まだ見ぬ何かを作り出す」という信念を持ち、常にそれに向かってフルパワーを出し続ける人たちが集まっていたので、ものづくりを志すのであれば、最後の1秒まで1%でもクオリティを上げるために考え続けなければならない、と当たり前に思っていた。ひよこの刷り込みみたいなものだ。
社会に出て、それが当たり前ではないことを知ったけれど、私は他の方法を知らないから、変わらず最後の1秒まで1%でもと粘ってしまう。それゆえ原稿を書くのも非常に遅い。さとゆみゼミの同期はよく知っていると思うけれど、締め切りギリギリ提出の常習者。そして今日の更新も遅い!!
遊んでいるようで、常にオン。だからドラマを見ていても、美味しいものを食べていても、旅行をしていても、寝ていても、いろんなことを考え続けてしまう。しんどさもあるけれど、この生活は楽しい。つまり、次に「休む」のは、「何かを作り出すことをやめる」とき、なんだろうなあ。うーん、それはちょっと楽しくない。
毎朝7時に更新、24時間限定のショートエッセイCORECOLOR編集長「さとゆみの今日もコレカラ」。「朝ドラ受け」のように、その日の「今日もコレカラ」を受けてそれぞれが自由に書く「遊び」です。
「休む」で連想すること【さとゆみの今日もコレカラ/026】
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