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まず、私達の身体には内因性カンナビノイドが存在していて、それらは食欲・睡眠・記憶・運動機能・免疫調整・感情制御・痛み・発達と老化・神経保護・認知などの機能を持ち、細胞同士のコミュニケーション活動を支えています。 しかし、加齢や強いストレスや疾患などが原因でバランスを崩したり、減少することがわかっています。 内因性カンナビノイドは、「アナンダミドと2-AG」がよく知られていますが、現在では同じような働きをすると考えられている物質があと8種類あると考えられ、全部で10種類あります
カンナビノイドシステム(ECS)とは エンドカンナビノイドシステム(ECS)とは、私たちの心身のバランスを保ち健康的に過ごすために、本来備わっている身体調節機能です。 人だけではなく、魚類・両生類・爬虫類・鳥類・哺乳類など、すべての動物に存在しています。 これは「内因性カンナビノイドシステム」とも言われています。 カンナビノイドを細胞に作用させるタンパク質「カンナビノイド受容体」「内因性カンナビノイド」と呼ばれる情報伝達物質、内因性カンナビノイドを合成したり分解する「酵素」に