【BAL】2021年オリオールズ戦力分析・開幕ロースター予想 投手編
それではいよいよ今年のチームを見ていきます。
野手からのつもりでしたが、そちらのほうが楽しみ&新加入選手などで状況が変わってきたので、苦戦が予想される投手の戦力から始めたいと思います。
<昨シーズンからの主なout/in>
◆out
アレックス・カッブ SP
アッシャー・ウォジェハウスキー SP/RP
◆in
フェリックス・ヘルナンデス SP
※マイナー契約
マット・ハービー SP
※マイナー契約
昨シーズンローテーション(60試合中17先発)の2投手が退団したものの、メジャー契約での目立った補強は無し。マイナー契約の2投手も残念ながらここ数年は全盛期のパフォーマンスからは程遠く、どちらか一方でも先発でイニングを稼いでくれれば十分、トレードチップになれば儲けものといったところです。
<予想先発ローテーション>
ジョン・ミーンズ
キーガン・エイキン
ディーン・クレーマー
ブルース・ジマーマン
ホルヘ・ロペス
(ウェイド・ルブラン)
(マット・ハービー)
(フェリックス・ヘルナンデス)
開幕投手は2019年に12勝のミーンズに決まっており、エイキンとクレーマー、スプリングトレーニング(ST)で好調を維持しているジマーマンの昨シーズンデビュー組もローテ入りが有力です。オプションが残っていないロペスもロースター入りする可能性が高く、6人ローテあるいはロペスがブルペンに回る場合、ルブランを含むマイナー契約組で残りの枠を争うことになります。キングことヘルナンデスが肘の違和感で調整中のため、実際には昨シーズン途中まで先発を務め、STでも安定しているルブラン、登板ごとに内容が良くなっているM.ハービーの争いでしょう。ブルペン適正も考えるとルブランにやや分がありますが、個人的にはM.ハービーにもう一度チャンスを与えてほしいと思っています。
<予想ブルペン陣>
タナー・スコット
ディロン・テイト
セザー・バルデス
ショーン・アームストロング
ポール・フライ
コール・サルサー
トラビス・レイキンスSr.
(ハンター・ハービー)
(タイラー・ウェルズ)
クローザーを務める予定だったH.ハービーが故障者リスト入りしてしまいましたが、それ以外は昨シーズン健闘を見せたメンバーが中心になるでしょう。H.ハービーの復帰までクローザーは流動的になりそうです。
<総評>
26人のロースターは投手13名・野手13名を想定していますが、太字の12名を確定とすると残りは1枠、先発で起用できる選手が優先されると考えてルブランもしくはM.ハービーではないでしょうか。ルール5組のウェルズもSTで好調ですが、彼がロースターに入る場合はブルペン陣の誰かと入れ替わる形になりそうです。
戦力評価としては先発陣の2番手以降が特に厳しい印象ですが、エイキン、クレーマー、ジマーマンの比較的若い3人が成長を見せ、厳しい地区でどこまで食らいつけるかに期待したいところです。
次回は野手の戦力を見ていきたいと思います。
ではまた!
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