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【BAL】2021年シーズン終了

みなさんこんばんは。
激闘の2021年レギュラーシーズンも、日本時間の今日午前中で終了しました。見事ポストシーズンに進出したチームはまだまだこれから熱い戦いが続きますが、オリオールズとしてはここでシーズン終了となったので上記のタイトルにさせていただいています。ではさっそく、今シーズンを振り返っていきましょう。

チーム成績 52勝110敗 .321 地区5位(最下位)

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順位表を見てもわかる通り、終盤のワイルドカード争いを盛り上げたハイレベルな地区の中で唯一の再建チームとして見るも無残な成績となりました。短縮シーズンだった昨年を除くと2018年の115敗、2019年の108敗に続いて実質的に3シーズン連続の100敗超えで、110敗は今季のMLB30球団の中でもワーストタイの数字です。春先は無難な戦いを見せていましたが、中盤以降は地力の差がはっきりと表れた結果といえるでしょう。5月に14連敗、8月に19連敗と大型連敗も目立つシーズンとなってしまいました。

投手陣振り返り

シーズン前の戦力分析の段階でも予想はしていましたが、やはり投手陣は非常に苦しいシーズンとなりました。
序盤にノーヒッターも達成しサイヤング級の快投を続けていたミーンズが6月に離脱し、7月下旬の復帰後のみで見ると5点近い防御率に。個人的に(わずかながら)期待していたマット・ハービーも5月7日の登板を終えた時点で3勝を挙げ防御率3.60、WHIP1.29とまずまずのピッチングでしたが、その後は炎上を繰り返し終わってみれば防御率6点台で14敗と9月までローテを回していたのが不思議なレベルの成績でした。
それもそのはず、ミーンズ離脱中はメジャーレベルの先発投手がほぼおらず、彼の復帰後も含めてとにかくマウンドに立って投げられる投手がいるだけマシというような状態だったのです。
ブルペン陣についても、先発投手の投げたイニング数がMLB最少という状況の中で残念ながら昨シーズンのような健闘は見られず、クローザー候補だったハンター・ハービーは6月に9試合登板したのみ、まともに機能したのはサルサーくらい(ウェルズ、テイト、ディプランはチーム状況を考えればぎりぎり及第点か…)でした。
チーム防御率5.84、失点956はMLB全体で圧倒的最下位(2番目のダイヤモンドバックスが防御率5.11、893失点)で、今朝の最終戦もシーズンを象徴するような二桁失点での幕切れとなりました。

野手陣振り返り

野手陣(打撃成績)については、チーム全体としては今一つだったものの、ブレイクしたマリンズをはじめとして中心となる選手たちはまずまずの活躍だったように思います。
マリンズは惜しくも打率3割には届かなかったものの、オールスターにも選出され30本塁打、30盗塁を記録。がん治療から復帰したマンシーニはフルシーズン戦い抜きチーム2位の147試合出場で21本塁打。新人王資格もあるマウントキャッスルは33本塁打で89打点、レッドソックスとの最終カードでも2本塁打を放ちポストシーズン争いを盛り上げました。後半調子を上げたヘイズも22本塁打で、規定打席に到達したこの4人で100本塁打以上を記録しました。
彼らはまだまだ成績も伸ばせる年齢であり、傘下にはトッププロスペクトのラッチマンも控えているだけに、野手陣の今後はますます楽しみです。


レギュラーシーズン終了に合わせてオリオールズの今シーズンを駆け足で振り返ってきましたが、オフシーズンも様々な動きがあるでしょう。再建状況は?そのためのトレード戦略は?気になるあの選手の契約延長は?そんな話題も楽しみながらオフを過ごしていきたいですね。(その前にポストシーズンも楽しみましょう)

それでは今回はこのあたりで。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
ではまた!


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