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【BAL】クリス・デービス引退

みなさんこんばんは。
タイトルにある通りですが、びっくりするニュースが入ってきました。

2011年途中から約10年にわたってオリオールズでプレーし、2度のホームラン王を獲得した大砲のクリス・デービス(Chris Davis)の引退が発表されたのです。

デービスといえば大柄な体格からホームランと三振を量産する、いわゆる(少し古い、あるいは固定観念的な見方かもしれませんが)「メジャーリーグの強打者」というイメージの強い選手でした。もともとはテキサス・レンジャーズでメジャーデビューし、日本のファンにとっては上原浩治のトレード相手という印象もあるかもしれませんね。

彼の魅力は何といってもその豪快な打撃です。オリオールズでレギュラーに定着した2012年からの5年間で197本のホームラン(2013年に53本、2015年に47本でホームラン王)、この期間にチームは3度のポストシーズン進出と、まさに近年オリオールズが強かった時期にチームの顔ともいえる存在でした。

しかし、2016年に大型契約を結び、その年こそ38本のホームラン(と219三振!)を記録したものの、以降はけがの影響などもあり、出場機会・成績ともに一気に下り坂となっていきました。もともと三振が多く低打率・低出塁率というスタイルでしたが、過去3年は打率1割台、今年はけがの影響で出場無しという状況だったのです。

上記の通り現状のチームにとっては2022年まで契約の残る大型不良債権という位置づけではありましたが、やはりチームの一時代、それも強かった時代を支えてくれた選手の引退は驚きとともに寂しさも大きいですね。

今後また野球にかかわっていくのかはわかりませんが、ひとまずゆっくり休んでもらえればと思います。MLBでの13年間、そして長い選手生活お疲れ様でした。


ではまた。


THIS IS BIRDLAND.

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