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【BAL】2022年オリオールズ戦力分析

みなさんこんばんは。
アメリカでは日付変わって本日4月7日、日本では明日8日未明にいよいよ2022年のMLBが開幕します。今年はロックアウトによる開幕延期もあり、文字通り待ちに待った開幕といったところですね。
今回はそんな待ちに待った2022年シーズンのオリオールズの戦力を開幕ロースターをメインにチェックしていきたいと思います。

まずはオフシーズンの動きのおさらいです。
昨シーズン終盤の主力メンバーからはキャッチャーのセベリーノ、主にセカンドを守ったバライカが抜け、FA選手から内野手のルーグネッド・オドーア、先日の記事でも触れたロビンソン・チリーノスジョーダン・ライルズとメジャー契約。マイナー契約ではシェド・ロングJr.クリス・オーイングスといったメジャー経験のある選手を獲得しました。トレードでは大きな動きはありませんでしたが、開幕直前のつい先日になってブルペンの中心と見られていたスコットとサルサーをマーリンズへ放出しました(見返りはマイナーの有望株やドラフト指名権など)。

この動きを踏まえた開幕ロースターの28名がこちらです。

<投手>

ジョン・ミーンズ
ジョーダン・ライルズ
タイラー・ウェルズ
ブルース・ジマーマン
ーーーーおそらくここまでがローテ確定ーーーー
キーガン・エイキン
ディーン・クレーマー
マイケル・バウマン
ーーーーここまで先発起用されそうな選手ーーーー
ポール・フライ
ディロン・テイト
ホルヘ・ロペス
シオネル・ペレス
ブライアン・ベイカー
ジョーイ・クレーブル
フェリックス・バティースタ

<野手>

1. CF セドリック・マリンズ
2. 1B ライアン・マウントキャッスル
3. RF アンソニー・サンタンデール
4. DH トレイ・マンシーニ
5. LF オースティン・ヘイズ
6. 2B ルーグネッド・オドーア
7. 3B ラモン・ウリアス
8. SS ホルヘ・マテオ
9. C ロビンソン・チリーノス

C アンソニー・ベンブーム
IF/OF クリス・オーイングス
IF ケルビン・グティエレス
OF ライアン・マッケンナ
OF DJ スチュワート


昨シーズンも同じことを書いていた記憶がありますが、やはり野手はそこまで悪くないと思うんですよね…
スタメンだけで見れば、昨シーズン30本塁打、30盗塁(惜しくも打率3割は届かず)とブレイクしたマリンズを筆頭に、33本塁打で新人王争いにも加わったマウントキャッスル、打率2割5分・ホームラン20本程度は計算できるサンタンデール、マンシーニ、ヘイズの中軸をそろえる打線は、圧倒的な破壊力とは言わないもののMLBの平均と比べても決して見劣りするものではありません。
下位打線まで含めても、ベテランのチリーノスを除くと先日30歳になったマンシーニ以外は皆20代でこれからピークを迎えてもおかしくない選手たちなので、なおさら期待したいところですね(オドーアがまだ28歳なのは少し驚きます)。

一方の投手は、ライルズを除く13名(!)が20代とこちらも若いんですが、若いどころかほとんど(もしくは全く)MLBでプレーしたことのない選手が5名、サービスタイム=MLBのロースターに登録されていた日数が何とか1年を超えた選手が4名と、ほぼマイナーリーグのような構成になっています。ちなみにそれ以外の5名はミーンズ、ライルズ、フライ、テイト、ロペスですが、後ろの3人は他チームだと果たして…?という成績でもあります。

つまり、今シーズンはミーンズ(やライルズ)がブルペンの出番もないくらいに相手打線を封じて勝つ、それ以外の試合は殴り合いで勝つ、というのが勝ちパターンなのかなと思っています(そんな都合よくいく試合が何試合あるのか?本拠地のフェンスが下がった影響は?などは一旦忘れておきます)。


現実的には各媒体の予想通り地区最下位は堅いとみられますが、プレーオフ争いが予想される同地区の残り4チームをどれだけかき乱すかにも注目するとオリオールズの試合を楽しんで見ていただけるのではないでしょうか。


何はともあれついに開幕、この時期は毎年ワクワクするものです。
今年も楽しんでいきましょう!


それでは今回はこのあたりで。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
ではまた!


THIS IS BIRDLAND.

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