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【BAL】No.1プロスペクトのラッチマンがMLB昇格&デビュー!

みなさんこんにちは。開幕から1か月半ほどが経ち、すでに多くのプロスペクト(有望株選手)、新人選手が活躍を見せているMLBですが、ついにオリオールズからも(そしてMLB全体としても)大きく期待される選手が昇格&デビューとなりました!


アドリー・ラッチマン(Adley Rutschman)
1998年2月6日生まれ(24歳)、2019年のドラフトで全体1位指名を受けた両打ちのキャッチャーです。
打撃面・守備面ともに高い能力を持っており、MLB公式サイトのプロスペクトランキングでは20-80スケールで以下の評価となっています(足はそれほど速くないようです)。
打撃: 60 | パワー: 65| 走塁: 30 | 肩: 60 | 守備: 70 | 全体: 70  


今シーズン開幕からMLBで出場するかも?という声もありましたが、けがによる調整などもありこのタイミングでの昇格となりました。再建期真っ只中で今シーズンも苦しい戦いが続いているオリオールズにとって、MLB全体でもトップクラスに期待・注目されている彼の存在はまさに希望の光とも言えます。
6番キャッチャーでスタメン出場となった今日のデビュー戦、1回の守備につく際にも、初打席の場面でも観客からスタンディングオベーションで迎えられました。

特に守備につく場面で、球場全体をぐるっと見回して空気をかみしめているような姿は印象的でしたね。本人も試合後に、ウォームアップでフィールドに出てから試合が終わって引き上げるまで、これまで経験したことのない気持ちの高ぶりようだったとコメントしています。

バッティングのほうは初打席が三振、2打席目に四球で初出塁を記録したのち、第3打席に初ヒットが出ます!

足はそれほど…と先に言っていましたが、まさかの初ヒットがトリプルとなりました(3塁到達後最初に映っている観客は彼のご家族です)。
残念ながら試合には敗れてしまいましたが、デビュー戦で初ヒットを含む2出塁と、ひとまず順調なスタートを切ったといえるでしょう。

オリオールズで期待されている両打ちの捕手ということで、2007年にドラフト全体5位で指名され2009年から2016年までオリオールズで活躍、4度のオールスター出場を誇るマット・ウィータース(Matt Wieters)とよく比較されるラッチマンですが、ウィータースを超える成績で長く活躍するような選手になることを期待しています。
(余談ですがウィータースはデビュー2戦目に同じくトリプルで初ヒットを記録しており、対戦相手は現在も活躍しているジャスティン・バーランダーでした。バーランダー、すごいですね。)


それでは今回はこのあたりで。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
ではまた!


THIS IS BIRDLAND.


※トップ画像は球団公式サイトより拝借しました

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