東京水道株式会社

水道事業は東京都水道局と、政策連携団体の民間企業㈱PUC、東京水道サービス(TSS)の3者で運営していた。PUCとTSSが統合して東京水道㈱になった。トップは野田数社長。東京都の出資比率80.4%。

・株式会社だが都水道局の子会社の様な状態。
・水道局も公的資料で身内扱いしている。
  →東京都水道局としては「水道の民営化」は検討していないらしいが…
・役員のほとんどは水道局or都出身
  →天下り先?

野田 数のだ・かずさ
1973年川崎市生まれ、46歳。97年早稲田大学卒業。2016年の東京都知事選挙で、小池百合子選挙対策本部の最高責任者を務める。同年8月、東京都知事特別秘書(政務担当)に就任、「都民ファーストの会」を設立。19年3月に特別秘書を退任、同年5月、東京水道サービス株式会社代表取締役社長に就任。20年4月より、東京水道株式会社代表取締役社長。
https://news.yahoo.co.jp/articles/a7e8c91f9c668a818255e2c07424cdccf64e144a

「当社は、東京都の政策連携団体として、東京都の役員報酬基準に基づき取締役及び監査役の報酬決定を行うことを基本方針としています。」
https://www.puc.co.jp/files/h30houkoku.pdf
H30 売上高   13,335,602千円
   売上総利益   989,112千円
   一般管理費  897,223千円
   経常利益    119,448千円
   役員報酬合計  46,680千円
 売上原価が大きいので利益は小さい。
 役員報酬の比率が高いと思ったが、こんなもん?

小池百合子都知事が推進する「2020改革プラン」の報告書
 →水道局事業方針「持続可能な東京水道の実現に向けて(仮称)」
   現場業務は全て「政策連携団体(=東京水道)」に包括委託するという内容。都職員は減らす。 (包括委託すると現場はやる気upで全て解決、の様なパブコメの返答はある意味大喜利)
https://www.waterworks.metro.tokyo.jp/files/items/28580/File/01_zentai.pdf

▼政策連携団体
事業協力団体の中で特に都政との関連性が高い団体を政策連携団体としており、その指定は、都政との関連性で個別に判断される。都が株式51%以上保有していることなど。いわゆる第3セクター。
都の総務局による特別調査権も導入される。
https://tmso.sakura.ne.jp/common/tmso/pdf/management/minutes1917.pdf

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