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については以前より触れていますが、改めて大切だと感じることがありましたので、お伝えします!

●守破離とは?
『守破離』とは、茶道や武道の言葉です。
物事を学ぶ時の姿勢として昔から受け継がれている言葉で、修行を積む過程での順序を表す言葉で、独自の境地を拓く道筋として師の流儀を習い学ぶ事の教えと言われています。

・守
師匠に言われたこと、師の流儀・型を習い『守る』こと。

・破
師の流儀を極めた後に、他流も研究すること。その型を自分と照らし合わせ、自分に合ったより良いと思われる型をつくることにより、既存の型を『破る』こと。

・離
自己の研究を集大成し、独自の境地を拓いて一流を編み出すこと。師匠の型、そして自分自身が造り出した個人は、自分自身と技についてよく理解しているため、型から『離れる』こと。

私の考えに置き換えるならば、
・守
まずは既存のやり方でやってみる!

・破
その経験を経て、独自のより良いやり方をやってみる!

・離
既存+独自で第三の新たなベストな方法(=C)を生み出し、
それを一般化する!

です。

この順序、非常に大切です。

「守」を飛ばして、いきなり「破」から始めようとしたとします。
そうすると、「守」で得られる経験がない状態なので、実践のデータに基づかない、無意味な「破」が生まれることが往々にしてあります。そうすると、結果的に「守」に戻るというプロセスが発生します。且つ、「守」をやっていない人の意見には説得力が生まれません。なぜならば、机上の空論で「破」ができあがるからです。

例えば、私が新しい概念やこだわりを発信してサービスに反映するようになったのは、創業から5年目でした。それまでは、業界の常識やノウハウを地道に守ってサービスを運営してきました。これも【守破離】の考え方に沿ってのことです。

改めて、【守破離】という考え方を大切にしながら、
次々と従来の常識や固定観念を壊して新たな価値を創造していきましょう!

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