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映画鑑賞「ジゴロ・イン・ニューヨーク」

 “ニューヨークには、やはりJazzが似合う。” 

代々続くブルックリンの本屋を潰してしまったマレー(ウディ・アレン)と、いい歳をして定職にも就かずアルバイトを転々とするフィオラヴァンテ(ジョン・タトゥーロ)。
4人の子どもを抱えて失業したマレーは、偶然舞い込んだ儲け話に飛びつく。かかりつけの皮膚科の女医パーカー(シャロン・ストーン)から「私とレズビアンのパートナーとのプレイに男を入れたいの」と相談されたマレーは、「一人いるけど、1000ドルかかるよ」と持ちかけたのだ。

マレーの頭に浮かんだのは、数日前から花屋でバイトを始めた友人フィオラヴァンテだった。「まずは、お試しさせて。私と彼の二人で」と注文するパーカーと商談成立、モダンアートで飾られたハイセンスなパーカーの高級マンションで、フィオラヴァンテはジゴロデビューを果たす。

マレーはポン引きの才を発揮、軽快なフットワークと絶妙な営業トークで客層を広げていく。厳格なユダヤ教宗派の高名なラビの未亡人アヴィガル(ヴァネッサ・パラディ)だ。「人は触れ合いが必要だ」と説得し、フィオラヴァンテの“セラピー”を受けることを承諾させる。

フィオラヴァンテのアパートで、優しく背中をマッサージされたアヴィガルは、ハラハラと涙を流す。「ずっと誰も私の体に触っていないから……」という彼女の涙のワケに、心を揺さぶられるフィオラヴァンテ。2人は普通の恋人同士のようにデートを重ね始める。
2人の恋は、ジゴロにとっては“ご法度”、ユダヤ教徒にとっては“禁忌”だった。 Source:「ジゴロ・イン・ニューヨーク」オフィシャルサイト 

ジョン・タトゥーロのアイデア聞きつけウディ・アレンも大乗。遂に出演もしてしまったという作品だそうです。

ユダヤ教のことをもう少し理解出来ていると可笑しみも増すと思われますがそれはそれとして。

若者では楽しめないだろうと思われる大人向けの一品。

原題「Fading Gigolo」は、黄昏の色男とでも訳すのでしょうか?笑






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