映画鑑賞:「渇き」と「罪の手ざわり」

 “疲れる映画。”

●渇き

中島哲也監督が第3回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞した深町秋生の「果てしなき渇き」を映画化。元刑事(役所広司)の別れた妻の元に残した娘が失踪。この元刑事が娘の行方を探すうちに、自分たちが知らない娘の素顔が浮かび上がる。その姿は、、、。 

話は面白いが、ちょっとクドいのと、血の気が多く。これを映画館のスクリーンで見るとつらかった。

でも頑張って観たラストシーン台詞に頷く自分に、結構嵌ったと納得。

 ・  役所広司は流石。

 ・  妻夫木聡の怪演。

 ・  オダギリジョーと橋本愛のキャスト?  

                 http://kawaki.gaga.ne.jp/  

●罪の手触ざわり

中国の名匠ジャ・ジャンクー作品で、2013年・第66回カンヌ国際映画祭で脚本賞を受賞。急激に変化していく中国現代社会で実際に起きた事件から着想を得た4つの物語。 

搾取される男、奪う男、自尊心に動く女、人生を甘くみた男。

 描かれるストーリーもさることながら、カメラを通じて目に入る中国の街並のリアリティに、こちらも見終わると疲れた。

                 http://www.bitters.co.jp/tumi/  

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