第1回ASKA杯好きなお菓子ランキング

私も#第1回ASKA杯好きなお菓子ランキング に参戦するぞーと考えてみたら、普段お菓子は朝食後にコーヒーを300ml飲む時に甘いものを食べるくらいでそれ以外はほとんど食べないことに気付いた。
あとは酒のつまみにスナック菓子を食べるくらいで、ものすごい強い思い入れがない。

強い思い入れのある菓子...と考えると子供の頃にまでさかのぼってしまい、気付けばほとんど今食べられない菓子ばかりのランキングになってしまった。ごめんなさい。

5位 ロッテ 霧の浮舟

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エアインチョコのはしり。って、エアインチョコって言葉自体がもう聞かないか?
チョコの内部にぶっつぶつ、つっぶつぶに気泡があって、集合体恐怖症気味の私はちょっとゾクゾクしつつもその食感に酔いしれた。
食べるためにひとかけらを手に持ってると体温で溶けて、指先に中の気泡が感じられる瞬間がたまらなかった。食感と触感を同時に楽しめて、さらに名前の幻想的な感じから高貴な雰囲気もあって「中身がぎっしりつまったチョコなんて下品ですわよね」って気分になったりした。
2018年生産終了。

4位 S&B 5/8チップス

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口に入れやすいサイズというコンセプトの厚め硬めのポテトチップ 。
別に口が小さいわけじゃないけど、ポテトチップを食べてて意識しないくらいかすかにこすられ続ける口の端が塩気で荒れるってことがあったりして、これだとそれがなく荒れるのは舌だけで済んだので良かった。
味や厚さや硬さも今でもチップスター系を好む私の好きなタイプだった。
口に入れて舌の上にあのカーブの部分を乗せるとサイズがぴったりでしっくりくる感じも好きだった。そんな食べ方してるから舌が荒れるのか。
2000年頃に販売中止。


3位 丸川製菓 フィリックスガム

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これは嫌いだった。とてもとても嫌いだった。なのでランキングの趣旨にはそぐわないんだけど人生の中でこのガムのことを考えた時間の総数を考慮すると好きと言ってもいいんじゃないかという気がしてきたのでランクイン。
なぜ嫌いなのにこのガムのことを考えていたのかと言うと子供の頃地域の太鼓保存会に入っていた。そこでは練習が終わるとちょっとしたお菓子をくれた。他にもあったんだろうけど覚えているのはこのフィリックスガム。

どうも香料の感じとかガムの量とかが好みではない。それでもたまに食べるんなら気にせず食べたかもしれないけど、望まなくても毎週毎週もらってるうちにわずかにでも我慢をして食べるのがどんどんイヤになってきてしまった。そうなるとたまる。でも食べ物を捨てるのは抵抗がある。下手に「欲しくない」などと言って地区の大人に「これだから食べる物に困ったことのない子供は!」とか思われても困る。
そのため部屋の一角にガムがたまっていくのを憂鬱に見ながらどうしようもできなかった。そこに現れた救世主の従妹。従妹はある時たまったガムを見つけて「どうしたのこれ!」と目を輝かせた。理由を話したら全部もらってくれた。
私は自分がそれを嫌いすぎて人から見ればお宝(言い過ぎ)だとは思いもせず、たまりすぎた厄介なものだと思っていたので友達にあげると言う発想もなかった。
それからは従妹に会うたびガムを貢ぎ続け私の悩みは解消した。

しかし今回このガムのことを調べようとして自分がずっとフェリックスガムだと思っていたのがフィリックスガムだと初めて知った。そもそも子供の頃は途中までのらくろだと思ってたし。
って、ここまで書いて調べたらフィリックスガムをのらくろガムだと思ってた子供はたくさんいたらしい!良かった!特別馬鹿な子供じゃなかった!
そしてランキング中唯一の昔のままに現存するお菓子だと知った。それが嫌いって世間と味覚があってないのか。


2位 カルビー チーズビット

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これは調べたらまだあった!ただ期間限定らしい。3月の終わりから6月下旬までが販売期間らしい。そしてパッケージが変わり過ぎて昔の味と一緒かわからない!
これを思い出す時一緒に「おさつスナックも好きだったなあ」と思ってたら、なんとチーズビットが販売してない期間はおさつスナックが販売されるという関係性のあるものだったらしい。そういえば昔「チーズビットを買おう...あ、おさつスナックだ。買おう」ってチーズビットのこと忘れて帰ったことがあった気がする!
恐るべしカルビー。

ではなぜこのランキングにチーズビットが入っておさつスナックが入らないのかと言うと私はそもそも芋栗カボチャ系のお菓子が大好きだ。だからおさつスナックが好きなのは当たり前。でもチーズは好きなのか嫌いなのかいまだに自分の中ではっきりしない。
いや、チーズは好きだ。好きなんだけど必ず最初の一口で「くさっ」と思う。オエッとくる時すらある。でも食べ出すと理性が飛んでチーズが世界で一番美味い!みたいな気分になる。
チーズビットはまさにそれを感じさせてくれるお菓子だった。最初の一口の鼻に抜ける異臭に怯みつつ食べ進むと、いつの間にか「あと、あと5袋は買って来ないと!」という気持ちになり、たまにつまんでる指のニオイを嗅いでなんだか恥ずかしくなって我に返る。そんな中毒性の強いお菓子。

3月の終わりか...昔と一緒か確かめてみます。


1位 明治製菓 コーラアップ

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え...コーラアップってまだあるの?
どこから出てたのか調べようと思ったら普通に販売してることがわかって驚愕。
さらに調べたら1998年に販売休止して2008年に再開してた。10年後の復活‼︎ バンドか‼︎
私は子供の頃これに狂った。今で言うグミ。当時はそんな言葉日本では知られてなかったけど。
当時の価格60円。私は一時期これを通貨にしていた。240円のものは4コーラアップ。1,800円のものを買おうとしてる母の横で「コーラアップが30個買えるのに!」と無駄遣いをなじった。掛け算の勉強にはいいけど大変うざい。よく殴られなかったと母の忍耐力に感心する。て言うか消費税のなかった時代が違和感。

コーラアップには一つ一つにトレーがあってオブラートがついていた。トレーから滑らせるように取り出し、オブラートを唾液で溶かして(汚い)あの瓶のコーラの形状にしてから食べるのが好きだった。
今のグミの食感だとどのタイプだろう。ハードグミではなかった。あの頃の日本の子供にハードはきつい。やわやわだった気がするけど生まれて初めてのグミの食感は衝撃だった。

でもこれは昔ので今のはハードになってるらしいしオブラートもないしパッケージもこれです。誰?

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気軽に始めたお菓子ランキングだけど思いがけないノスタルジーにひたれたし、お菓子の開発ってドラマだな!って思えて子供の頃のお菓子への熱い気持ちが蘇りました!
ありがとう!肥溜さん!カラムーチョチャレンジします!

ランキングのほとんどは現存しないと思ってたけど意外とあったよ!でも当時とは違うかな。どうかな。わからない...
モヤモヤと終わります。


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