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【問題編】遠近法って何でしょう?【回答解説編】

なぜこの課題を出したのか?
と言う所から説明します


透視図の数を1 2 3とそれ以降に分けるとします
(4以後は無限にあると言えそうですが)

1から自分なりの説明を

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■1点透視

1点に集中します

が良く考えて下さい
どう言う条件が1点透視図でしょうか?


(★プチ問題になってしまいましたが)
1点透視だけちょっと特殊なんですよ

まだ下の文字を見ないで考えてみましょう

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■2点透視

水平に線を引いて2点を取る
それにあわせて線を引くのが2点透視図ですね

この場合
縦線は全て垂直が条件です

縦の線を垂直に描くだけでは
人の目には曲った立体に見えます

(見本はそこそこ見れますが建築パースみたいw)

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■3点透視
これがおそらく一般的な透視図で
物のカタチや建物などを描く基本となる数です

(写真は3でも描けると言う意味で)

大体のアシスタントは
これさえもろくに理解出来ません

画像3


■4点透視以降
実際の写真や背景を見ると
3点では描き切れない事に気付き

階段や背景のように
あといくつ消失点を加えれば
違和感の無い背景が描けるかがこれで

これ以後消失点の数を付け加えるようになります


■魚眼パース
空間の湾曲度に違いはありますが
基本的にパース線を引き続けると
上下左右の端に消失点があるのと
湾曲するこうの向きが逆になる事はありません

■空間パース
極論空間に物を置くのは自由と言う考えと
それを正しく描く方法と理解してます


これを理解する必要がある人は
アニメーターとかですが
マンガ家やイラストレーターも意識しないで
使ってたりします

グリッド?かな
空間に格子状の線を引いた時
物を自由に配置出来るので

地面があって人がいて車が吹っ飛んだ
みたいな絵を描く時必要かと思います


簡単そうに思えますが
数字が1つ増えると
難易度が上がるのがわかるかと思います

ちょっと補足しますが
1点透視はちょっと特殊で

数の多い透視図か魚眼又は空間パースになってしまう
と思います(断言は出来ません)

1点透視で自由に物を置くと
手前の空間が広がって見えたりするので
(これだけで説明に時間のかかる問題なので
ここは置いといて先に進みます)


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困るのは消失点にとらわれると
「こう描かないといけない」と
思い込んでしまう点です

例えば
1点透視にとらわれると
空間パースを意識しません

三点透視にとらわれると
四点目に目がいきません
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これを克服するのもやはり
基本と透視図、パースを理解する事で
解決出来てしまいます


1個1個がとても難しいですが
理解出来れば
逆にとても簡単(楽)になります


最終的には
絵が優先なので見栄え良く
違和感の無い絵をどう描くか?

だと思いますがどう思いますか?


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言い方が良いのか悪いのかわかりませんが
人の目は目が良すぎるので
実際の景色はどの位の距離か感覚でわかりますよね


写真に撮るのは2次元(平面の世界に落とし込む)事を
やってくれてるのですが

これ又人は目が良いので

写真に撮った物は
これ嘘の線だろうとは言いませんが
人が描いた絵や線に対しては
「これなんとなく違わない?」と素人でも思えるのです
ただ何がどう違うのか理屈で言えないんです

ここまで


遠近法
wikiではこう書いてます
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%81%A0%E8%BF%91%E6%B3%95
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wikiにも書いてあるね(°∀°)
単純な構造の家屋でさえ、
5通りの角度を持つ平行線が存在し、
5つの消失点が必要となる

空気遠近法もありますよね
逆遠近法は試したことが無いかな

ここまで(仮置き)

お疲れ様でした(°∀°)

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