いつかのプライドエッグon トースト。

初めてタイに行ったとき滞在したのは、
コ パンガン(パンガン島(に1カ月のロングステイでした。
みるもの、たべるもの、感じるもの、接する人。
全てが新鮮で、ワクワクでした。
自分の中の、隠れていた自分が出てきたような感じだったかな、
そこのバンガローの朝食で食べた、この"プライドエッグonトースト"
おいしくて夢中になってしまった!
ただの目玉焼きに塩と胡椒をして、トーストにのせてあるだけ。
だけどなんでそんなにもおいしいかったのかというと、たまご!

島の鶏たちは、自由に歩きまわり、
ココナッツの果肉をいつもついばんでいました。
それまでの私といえば、
卵に執着がなかった。
さして注目していない食材でした。

1カ月たち、日本に帰国した私は、
はげしいタイシックにかかりました。
魂の居場所が、タイ以外に見つからなかった。
食べ物も、タイで食べていたようなごはんしか、
のどを通らなかったのです。

それまでタイ料理を作った事のなかった私は
必死に(まさに必死状態)島やバンコクで食べたごはんを再現し始めました。
馴染みのない調味料を使って、自分の舌の記憶を頼りに!
これが私とタイ料理の出会いでした。

あー、書いてたら無性にたべたくなっちゃったなー。
プライドエッグonトースト♡

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