交換日記⑫ のぶくに
0カロリーのゼリーで美味しかったためしがない信國です。
最後のほう限界がきて顔がしわしわになっていました。
だれかおすすめの0カロリーがあれば教えてください。
さて先週から始まったnote会議ですが、
今回私が持ち込んだ議題はこちら!
『どう切り抜ける?初対面の人との会話 ~バケツまみれ編~』
これは、私が初対面の人と会話すると頭が真っ白になるからです。
どの話題、どんな質問で盛り上がるかを考えてるうちに時間が経ってしまいます。
みんなは初対面の人と会話するときにどう過ごしているのか気になって、質問しました。
※しょうもない悩みだな~と思う人がいても、読み続けてください。
※このnoteの本質は、バケツまみれの緩い会議の実録をお届けすることです。
笹渕「“切り抜けられてるひとがいたら”その人から話したほうがいいんじゃない?」
笹渕の不穏な発言からこの会議はスタート。
坂井「私は気まずく思わないから、喋れなくても気にしないな~」
雲行きの怪しい前振りを私は震えながら聞いておりました。
ーーーーーーー国内線ーーーーーーー
①坂井案 喋らない
ああああああああああああああああああ
え?破綻?
荒れ狂った親父がちゃぶ台を豪快にひっくり返し、
この会議が、議題が、音を立てて崩れ落ちる感覚がありました。
坂井「喋れなくても気にしないな。向こうが仲良くしたければ話しかけてくるっしょ!って感じ。仲良くならなきゃいけないわけじゃないし、仲良くするか決めるのは俺」
一理ある。私にかけていたのはそもそものこのマインド。
自責の念に駆られる癖がここでも…
無理に喋らないというのは一つの手ですよね。
でも私は喋ってみたい気持ちはあるんです。
コミュ力がある人を尊敬してるし、頭真っ白な時間をなんとかしたい
笹渕「仲良くなりたいわけじゃないけど、気まずいのをなんとかしないとという瞬間はあるな」
笹渕が頭の上に住む鳥に餌をあげながら、会議を軌道修正する助け舟を出してくれました。
よかった。そんなときはどんな話をするんでしょうか、藁にもすがる思いで聞いてみました。
②笹渕あるある 歩いている間はどうしても黙っちゃうよね
ん???????
この会議が本格的にミキサーでわしゃわしゃにされて、タコを投げ込んでからソーラン節に合わせて踊り食いした感覚がしました。
ここで挫けず信國はもっと深く聞いてみました。
話してるときはどんな話題を出してるのよ。
笹渕「うーんでも結局、天気の話や気温の話しちゃうよな~」
わかる結局そうなんだよな
笹渕「でも自分が気まずい時は相手も気まずい時だから、相手を泳がしてどう出るかでいいんじゃないかな。会話はお互いのことだから自分で頑張る必要はないよ。自分でなんとかしようとすると一番失敗するから、お互いに協力し合うのがいいんじゃないですかね。なんかいいこと言ったわ」
本人が定義づけることで、確実になんかいいこと言った感じになりました。
でもこのアドバイスは、1人で頭真っ白になっちゃってパニックにならなくてもいいと教えてくれたような気がします。会話はチーム戦。極意。
森安「ひろみは相手から会話を引き出すような質問がしたいんだよね」
毎度話の原点に戻ってくれる森安。
そこでおもむろに笹渕が口を開きました。
笹渕「あー就職したばっかのときは…」
③笹渕の秘伝技 休日は何をしているんですか?
わ!突然の再構築!!こういうやつこういうやつ!
なんだか実用性の高そうな質問が出てきました。
笹渕「環境が変わって生活リズムに慣れてなかったから聞いてみてた。趣味とか引き出せるし、聞いてて楽しかったよ。」
信國はみんなが知っていることを普通に知らないことがあるので、こんな些細なことでも大きな学びになるんです。
とりあえず新しいメモ帳におっきく書きました。
森安「趣味はなんですか?とか直接聞くのもいいと思う、サークルの新歓とかでもとりあえずこの質問使ってた」
お見合い感あるけどこういうことでも全然いいのか!
メモ帳の2ページ目も埋まり、ご満悦な信國でした。
森安「あーサークルとか、なにかしら関係がある以上共通点があるはずだからそこを使うといいんじゃないかな」
④森安の流儀 共通点を使うべし
森安「サークルの新歓に来た人はなんでここに来たの、とかなんで子のサークルが気になったの、とか聞けるよね…あでも仕事だと難しいか、なんで御社にきたの?みたいになっちゃうわwww」
蘇る面接、拭えぬ堅苦しさ、でも面白いから場の空気が緩んでいい聞き方かもな…
なんのきっかけで集まったかでできる話題が考えやすくなるのか~
⑤笹渕の共感(刹那) どのみち疲れるよね気を遣うタイプの会話はね
⑥パラドックス笹渕 話がうまいひとは怖いよ
笹渕「話がうまいひとのなかでも、論破をするのが好きなひとは怖いよね。無理に話をうまくしようとしなくても、みーひろの良さがちゃんと出ると思うから心配しなくていいよ」
笹渕は私のことを「みーひろ」と呼びます。
私は笹渕のことを「ニューサッサ」と呼んでいます。
⑦信國のトラウマ なんか話題ある?
だいぶ気まずいときに相手から聞かれた最悪な質問。
私は悩んだ挙句「好きな雪遊びはなにか」というトチ狂った会話を始めようとして、相手を困惑させました。
坂井「なんか話題ある?だと?ひどいなwwwコミュニケーションとる必要ないよ」
森安「うるせえ!一緒に考えろ!って話題を考えることを話題にしちゃえばいい気がする。一緒に考える時間にするといいんじゃない?」
そう、何を隠そうこの今回も、何を議題にしていいかわからなかったからこの議題にしたのだった
笹渕「入れ子になってるんだこの会議」
【余談】森安&笹渕 ガチ黙り
笹渕「そういえば職場の同期何人かで喋ってて、メイクの話題になった時にガチ黙りしたことあったな。知らないことだしその人たちで会話が成立してたから入れなかった」
一対一だったら質問できるから会話になるけど、複数人での知らない領域の話は会話に入るのあきらめちゃうよね
森安「私は友だちの妹と並んで帰るときがあって、年代が違うからどう話していいかもわかんなくてガチ黙りしちゃった。その場で瞬時にぱって話題を出せないから帰ってから疲れたな」
笹渕「一回真っ白になるからね」
坂井「あとからあれ話せばよかったなってなるよな」
ガチ黙りっていう急な造語、当然のことのように使ってる団員たち怖いな
森安「あー私はでも結局こうしちゃうかな…」
⑧森安の奥義 逃げる
大丈夫かバケツまみれ。
ポケモンじゃないのよ。
森安曰く、新歓とかだったら仲の良いコミュニティに逃げてやり過ごすそうです。
どう切り抜ける?という議題だから、まあ、確かにこれは対処法ではあるな
信國「なるほど、なんかみんなテンプレを持ってるわけではないのか…」
坂井「会話って相手の返しがあって成立するものだから、予測はできないから、テンプレという意識をもつとやりにくいと思うよ。思ったことでリアクションしちゃっていいと思う」
信國「へーで終わっちゃうのよ」
笹渕「反復でいいんだよそういうときは」
信國「あーじゃあ会話って結構相手頼りではあるのか」
坂井「頼るとかの考えになっちゃうから辛くなるのかもね」
信國「でも気まずいと思う状況を気まずいと思っちゃうな~」
笹渕「思っちゃうのはしょうがないよね、気まずいという状況をお互い認識して楽しめればいいよね」
信國「気まずいってことを相手には言う?言わないよね」
笹渕「それ言ったら修復不能だよね」
⑨信國が輸入した案 目に見えるものをいじる
友だちのチャーリーが教えてくれました。
居酒屋とか道とかで目に見えるものをいじって会話につなげているそうです。変なかたちのお醤油さしとか(その例しか覚えてないすまん)
森安「おざれと帰りの電車一緒になって電車の広告をいじったことあったな。本の広告で「絶対感動!」「親に感謝して生きていこうとおもいました!」とかほんとか~?って。幸せな家庭で過ごしてきたひとにしか共感できないよね…って話になったな」
笹渕「泣けました系は基本だめっすよ」
笹渕の毒が気になりつつも、結構実用的な切り抜け方ではありますよね。
共通のものが目に見えているわけだし。
チャーリーは携帯プランをすごい頻度で変える変な人だけどたまにまともなことを言います。
信國「ほかになにをとっかかりにしたらいいんですかね」
⑩演劇っぽい話 インプロの応用
※インプロとはここでは即興で作り上げるエンターテインメントのことを指しています。演劇ではたまにワークショップでインプロを実践することがあります。
森安「0から発想しようとすると難しいし、何でも話していいよと言われたら、人間話せなくなるよね」
笹渕「面白いことを話そうとすると上手くいかないからインプロは頑張らないのが大事で。頭の中に検閲官がいるから、それを作動させないように話そうねって教わったよ」
【どこぞで言われていたらしいインプロのルール】
・「面白いことをいわなきゃ」じゃなくて思いついたことを急に言ってもいい
・連想ゲームをする場合、連想してなくてもいい
(これ言っていいのかな?をなくし、頭の中の検閲官をなくす。頭がおかしい、つまらない、エロいなど、どんなことを言ってもOKということにする)
・しりとりをする場合、同じ言葉を言ってもいいし「ん」がついてもいい
森安「でもこれを日常でやったらやばい人認定されるよね。まあ、一回インプロのやり方を学んでおけば、思考の制約が減るから会話が楽になると思うな」
私の頭の中の検閲官はだいぶ厳しいので、もう少し緩くするためにこのトレーニングは必要な気がしました。
急に演劇っぽいタメになる話が聞けたのでそろそろ終わりかなとおもったところで坂井が締めてくれました。
⑪坂井の新解釈 喋らない
坂井「あんまり参考にならないかもしれないけど、最初あんまり喋らんって言ったじゃん。喋らないことを貫き通したことで相手から喋らなくていいから楽だと思ってもらえることもあったよ」
『どう切り抜ける?初対面の人との会話』という議題で、当初私はどんな質問をして話を膨らませばよいかを知るために奮闘していました。
しかしその方向性自体が間違っていて、私は単に焦らず力を抜くことが大切なのだということが分かりました。
ここで出た私的結論を、私はみんなに発表しました。
信國「わかりました、みんなありがとう。というわけで結論は…
話せないことを気にする必要はない
ってことです!!」
森安「おお覆ったね」
坂井「www」
笹渕「電車の広告とかである”話し方の本”のラインナップがこれだったら最悪だな」
ーーーーーーー国境線ーーーーーーー
ようやく終盤です。
笹渕の質問に答えたいと思います。
【最近夢は見ましたか?どんな夢?】
私は母親にめちゃくちゃ悪口を言われる夢を見ました。
自分が言われたくないことをズバズバ言われてつらくて、手に持っているピコピコハンマーでピコピコしようと頑張っていたのですが、母親が俊敏すぎて全然うまくいきませんでした。
目覚めたあと、母親と面と向かって話すのが怖かったのですが、いつものように優しかったのでどんな悪口を言われたのかはきれいさっぱり忘れてしまいました。
「夢に入ってくる」という母親の斬新なストレス解消法だったとしたら、めちゃくちゃ怖いですね。
じゃあ最後に、私が嫌なことがあったときに見る男性ブランコのコントを貼ってから、次の人に質問して終わりたいと思います。
【質問】好きな雪遊びはなんですか?
良い話題だ。
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