折り返しの新馬はご存知か?
おはよう、シャルルです。
若い諸君はご存知か?
私の知る新馬戦、
2回目の新馬戦が昔はあった。
それを折り返しの新馬戦と言う。
昔は、入厩し
初戦で勝ち負けするという事はなかなかなかった。
馬には強い調教を課さず、レースを使い、
次走にむけて、いわゆる叩き台という
レースがあった。
昔は一つ叩いて使い、思惑通り馬が良くなり、 好結果を産んだ。
今で言えば、生産性が悪い。
ですが、馬には優しい。
そんな状況。
いつしか、広大な敷地に、設備投資をして、
外厩を作り、育成牧場である程度仕上げる仕組みが確立され、それが勝ち負けする
サラブレッドの定石となった。
成績の良い繁殖牝馬に、日本のスピード競馬に適した種牡馬を掛け合わせる事で、
ある程度個体の優秀さを確保しながら、
その育成牧場で、調整する。
昔の調教師さんは、その一回使うという敷居が低かったと感じる。
まず一回使ってみて。
今週の新馬戦は
どうだろう?
育成牧場での仕上げでも、
万全な体制でも、
やはり馬次第。
良し悪しは、決まる。
なかなか厳しい世界。
8頭出ても勝つのは1頭。
今は新馬戦は、1回のみ。
2回目が使いにくくなった分、
馬には負担が強く、
2回目まで立て直しが大変。
それを見越して使う厩舎もあってよいかもしれない。
あの最強牝馬が初戦負けたように。(笑)