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楽描きエッセイ

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日々の思ったことを、らくがきアートとと一緒に綴っています。
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2016年5月の記事一覧

イラスト童話「ライオンとねずみ」

西のはずれのサバンナに大きくて力の強いライオンがいました。 ずる賢いライオンは、傷ついたシマウマや子供のガゼルなど特に弱いものを狙っては襲いました。 弱いものが「食べないで。」とお願いししても大きな口でガブッと一気に食べてしまいます。そしてお腹いっぱいになると、決まって見晴らしのいい場所でお昼寝をするのでした。 その日も、2頭のシマウマの赤ちゃんとお母さんシマウマを食べたあと、ライオンはあくびをしながら気持ち良さそうな寝床を探して歩いていました。すると、何やら不思議な

2020年東京をイメージしたTシャツ【TOKYO 2020】が出来ました。

東京2020大会で正式採用されたエンブレムが初めて公式に採用されたTシャツがスポーツ用品メーカーのアシックスから発表・発売されました。価格は税込4,860円でアシックスオンラインストアにて販売中です。 ■東京2020大会 公式ライセンス商品Tシャツ http://www.asics.tokyo/tokyo2020/license_emblem_t/ 改めてみると野老朝雄さんのエンブレムは数学的にとても均整がとれていて、とっても素晴らしいエンブレムだと思います。 だけど

金、金、金と叫ぶのは、メダルだけでいいよね。

3年前に2020年のオリンピックが東京に決まった瞬間には、正直「どうしよう・・」と期待と不安が入り交じった心境だった。落ち込んだ景気の起爆剤となり、震災からの復興が加速していけばという希望的観測と、現実問題として東京でオリンピックを開催する意味がよく分からなかったし、かつての長野やアテネ、北京のオリンピック後の荒廃ぶりがあまりにも酷い状況だというのは、誰もが知っている周知の事実だったからだ。 都民としては、大勢の外国人が押し寄せてくることへの治安の悪化やテロ、それに伴う