ボイドラを作ろうと言う気持ち

 特になかった。
 何故作ろうと思わなかったのかと言うとエロRPGの方が優先だからだ。
 あと何回か作った企画者の視点から言わせて貰うと声当てメスガキと馴れ合うのも正直面倒だし、特に必要もねえ絵コンテ担当のブチ先みてえなのとつるみながら作るとかもっとしんどかった。
 そういう諸々もあって作りたくないと考えていた。
 
 俺忙しいですから~!
 エロRPGの方が大事ですから~!
 ボイドラなんていう寄り道してる暇ありませんから~!

 と、最近まで思っていた。
 いや、最近で無くともゴボブレの海に溺れてる最中もチラチラ脳裏を掠めるイメージがあった。

「それなりにまともなストーリーのボイドラも作れない分際が
 人様に金を出させるエロRPGのストーリーを書けるのか?」

 という疑問である。
 俺が今作っているエロRPGのタイトルやあらすじは公開すると「クッキー☆で売名罪」に抵触するであろう事もあり控えるが、進捗程度なら話してもいいだろう。
 去年の11月ぐらいかな。
 AC6の1週目とかクリアした辺りでそれなりのインスピレーションを受け、それまでも適当にやんわり作っていたエロRPGのタイトルとストーリーと戦闘システムが色々決まり、試行錯誤を繰り返しながら今年の3月の頭ぐらいまでガンガン作り続けられていたのだが、ゴボブレシーズン5の開幕により見事にうんち以下の生物に成り下がる事で5月入ったぐらいには2章章末ボスの辺りで作るのをやめてしまっていた。
 そして歩みを止めるという事は同時に俺を冷静にもさせる。

 原、ストーリー作る能力全然ねえわ。

 別にそんなもんなくてもエロRPGぐらい作れるよ!頑張って!とか無責任なエールを送ってくれる人も居るかもしれないが、まずその臭い口を閉じろ。
 んなもんは分かってるんだよ。
 カスみてえなストーリーだろうとエロシーンしっかり作ってればエロRPGとしては十分合格点だと言う事は。
 だが原はエロはエロで最低限自分がしっかりシコれる程度のラインは超えるよう努めて、それでいてRPGとしても及第点以上の出来、いやあわよくば名作の域に達するモノを作りたいと思ってるんだよ。

 だから俺はレベリングをする必要がある。
 かつてBBお人形遊び劇場を作って月一投稿やっていたのも無意識内にはそういうレベリング目的もあったのだろう。
 結局あれらには名作が一つも無かったな、と自分では思う。
 一番視聴されたのが2015年の夏ぐらいのSNNN姉貴の森林伐採がどうのこうので再投稿前はクッキー☆動画ランキング()に載った数少ない作品(確かINUがデスノートみたいなどうのこうのな奴もギリギリ載ってた)だったがそれら上澄みも含めて基本クソだった。

 経験の無さ。センスの無さ。
 適当に自虐するならこんなもんか。
 自分には創作センスが全くないとまでは思わんが、経験は間違いなく欠けている。
 特に対人経験だ。
 俺は今まで育ってきて中学卒業する前ぐらいから他人と関わるのマジで面倒くせえな何の得もねえやと思ってから誰とも馴れ合わない孤高の存在だったが、既に30代以上にもなってやはりほとんど馴れ合わなかった。絶無とまでは言わないが基本誰とも馴れ合わない。これからも馴れ合いたいと思わない。面倒くせえから。
 そこはまあいい。問題なのはゴミ共の馴れ合いに混ぜて貰えなくて寂しいよ~ふえ~んというガキじみた感情ではない。
 経験値を得る機会を完全に損ねているという事だ。
 所詮人生の何たるかを知らん厨房程度のガキが楽だと思える道に逃げていったせいで今の俺が苦労しているとも言えるし、いや逆によくやったお前のおかげで今日まで生きてこられたわ下手にわけわからん連中と関わってたら何かの拍子に殺されてたかもしれんとも思えるから正直過去の自分自身を責める気にもならんが、やはり人と馴れ合う事により得られたであろう経験値がごっそり抜けているのは否定できない。

 だから馴れ合いをする事で経験値を取り戻す!
 とは思わない。
 馴れ合いなんて言うのは過程でしかなくゴールの途中にある障害物でしかない。少なくとも俺にとっては。

 だから薄汚いボイドラをまた作る事によって経験値を得る!
 とは思い始めている。
 実際作るかは知らん。
 まずそこそこ作ったエロRPGを再編してストーリー白紙のままゲーム部分だけ完成に近い形に持っていきたいから。

 とはいえ、やっぱアレなんだよな。
 こんなゴミ文書いてる余裕ある時点でボイドラの編集作業なんか片手間に作る暇充分あるだろってなっちゃうんだわ。
 つってもまともなもんお出しするなら去年の夏のブチ先三部作みてえなカスと違って時間かかるのも事実だし、まあ色々考えてみるわ。
 今日はもう始まったばかりだけどうんこ重ねながらちょいちょい考えてみようかね。

 終わりw







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