子宮筋腫⑩ 術後

術後の内容は入院中の内容と重なります

手術から帰ってきて目が覚めて
痛みを感じたのは傷口ではなく

気腹痛

例えると、ぎっくり腰と五十肩を両方同時にやるような感じ

腹腔鏡手術の時にお腹にスペースを空ける為
ガスを送り込む

このガスはオナラとして出ない
新陳代謝を良くして自然に抜けるらしいが
これがまぁ痛いのなんのって!

術後のパンフレットには横になっていい。と書いてあったが
横を向こうとすると腹膜辺りに溜まっているであろうガスが移動し
ガボガボっって感じになって痛くて横向きになれず

アタクシの場合は肩甲骨に一番痛みが来た
そして呼吸も深くできない
声も出しづらい
しかし動かないとガスは出ない
動くと痛い
この繰り返し
寝てるよりベッドから出て
座ってるほうが楽
ガスを出す為に朝、昼、夜と短い少林寺気功で少し改善
時の流れに身を任すしかない
しかし寝たきりになれないのも辛い

術後は寝たきりが許されるのかと思ったが正反対だった。

気腹痛よりも問題なのは

糞尿

尿の管が外れたら水を飲んで尿を出す苦行が始まる

トイレに行く度にプラスチック製のビーカーで用を足し
尿の容量を計って記録

これが一日半続いた

次はうんこ

食事が開始されてからマグネシウム系の下剤を飲む

しかしアタクシの繊細なお腸夫人は環境の変化に敏感で
ちょっとやそっとで出やしない

日々整腸剤、ヤクルトなどケアしておかないと
ご機嫌を悪くし出してくれないのだ
なんというお嬢様なお腸夫人

なので入院中は出ず。

帰宅し、ヤクルトとコーヒーと甘味でゆっくりくつろぎ
お腸夫人をいたわりながら出したわ

続く



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