透析液の完成

こんばんは。ばじる🍃です。

今回のテーマは、透析液供給装置。

前回の透析液溶解装置とは何が違うのか。

それでは早速参りましょう。

透析液供給装置とは、透析用水と透析液原液(A原液、B原液)を混合して、適正濃度になるまでミキシング(混合)され、透析液が作製され、末端のコンソールまで透析液を送液するための装置です。

【 透析用水と透析液原液(A原液、B原液)を混合して、適正濃度になるまでミキシング(混合)・・・ 】と書かせていただきましたけども、この比率っていうのが決まっていて、A:B:透析用水ということで、1:1.26:32.74といった比率となっています。

だいたいは、まずはじめに透析用水とB原液がミキシングされ、その後にA原液がミキシングされます。

この混合の方式もいくつか種類があって、各メーカ毎に違うものとなっています。


透析液もクリーンでなければなりません。そのためにも装置の出口部にETRFが設置され、よりクリーンな状態で透析液を送液しています。

供給装置の管理についてです。日常の点検としては、日々の濃度を記録したり、使用後は洗浄を入れます。また定期的にETRFを交換します。あとは、メーカなどによる消耗部品交換などがあげられるかと思います。

清浄化については、この装置でもよくよく考えなければならないことで、透析液の生菌・エンドトキシンを測定します。

透析液を作製し供給する装置について、こんな感じでまとめてみました。

こちら、透析液供給装置に関しても、世の中的にはたくさんの参考書がでていて、ネットを調べればたくさんの情報が入ってくるかと思いますが、ばじる🍃なりにまとめてみました。

いかがでしたでしょうか。

最後までお読みいただきありがとうございました。


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