役に立つ人と意味のある人

成功しているビジネスには「役に立つモノ」と「意味のあるモノ」のどちらかであるという記事がありました。

で、この考え方は人にも言えるなと感じました。

例えば「役に立つ人」はこんな人です。

・値引きをしてくれる営業マン
・送迎してくれる部下
・ITに詳しい後輩
・ムードメーカー
・飲み会の幹事

身近にいるとありがたい人たちばかりですよね。でも役に立つ人は各分野に一人で十分です。ITに詳しい後輩が10人いたとしても一番詳しい後輩に聞くことがベストなので他の9人は必要なくなります。つまり役に立つ人はより便利な人が現れたら交代させられるのです。

一方「意味のある人」はこんな人です。

・恋人
・趣味仲間
・家族
・幼馴染
・飲み仲間

例えば恋人を「役に立つかどうか」で選ぶ人はいませんよね。そこには、一目惚れやフィーリングや安心感などの論理的に説明できない要素が大きくあります。幼馴染に対してメリットデメリットで判断することもありません。このように意味のある人は役に立たなくても成立するのですね。意味のある人の前では論理は不要なのです。

ビジネスをする上で僕たちは「役に立つ人」を目指しています。でもこれからは「意味のある人」を目指した方がよさそうだと感じました。意味のある人は代替えがきかないので非常に強いです。

ではどうやったら「意味のある人」になれるのか?

役に立つ人になる為に必要なのは、知識、スキル、経験、マーケティングなどの能力かな。意味のある人は愛嬌、人間味、正直さ、素直さなどの数値化できない要素のような気がします。

だから、「本音で話せる仲間を増やす」ことが重要なんだと思います。

良いところも悪いところもお互いに指摘しあえる関係性ができれば意味のある人になれるのではないかと思います。


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