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FXで「コツコツドカン!」しないために持っておくべき思考とは?

こんにちは。最近は一気に気温も冷えて、体調には気をつけたい季節になりましたね。今回はFXで利益を出せなかった僕が、負けを減らし、着実にお金が増えていくようになった考え方を書かせていただきます。個人の考えになりますが、FXの勉強を頑張っている方の参考になればと思いますので、ご一読いただければ幸いです。

FXを勉強しはじめて大体一年が経ちました。今では普通に生活できるくらいの稼ぎをFXで生み出せている訳ですが、最初は違いました。勝つときは勝てる。しかし負ける時はめちゃくちゃ負ける!というような所謂「コツコツドカン」をやりまくっていました。

なかなか利益が増えていかない状況が、始めて3か月くらいは続いたと思います。そのときは「こんなにFX勉強してるのになんで勝てないんだろうか?」「このまま高い金を払い続けて本当に意味があるのか?」とずっと考えていました。

そこでこのコツコツドカンが起きる原因を、自分なりに考えてみました。たどり着いた答えは単純明快。そう、損切りが絶望的に出来てなかっただけなんです(笑)

「なんだそんなことかよ!」となりそうなシンプルなことなのですが、実際損切りが出来ず、ズルズルと資金が溶けていく方は多くいらっしゃるのではないでしょうか?

始めたばかりの頃の僕もそうでした。損切りが出来ず、それまでの利益が一瞬で溶けていくのを、ただただ硬直しながら眺めていました。

なぜそのような惨劇が起こってしまったのか?それは自分のシナリオは絶対正しいと過信しすぎていたからだと思います。

FXでエントリーする前には、必ずシナリオを立てます。上位足から見ていき上に行きそうなのか、下に行きそうなのかを予測。次に下位の足の形やインジケータを見てエントリーの根拠を探していきます。学んだ、もしくは習っている手法が正しい場合、シナリオ通りの動きを確認できれば、高確率で勝てます。

しかし、ここが落とし穴。使う人が未熟であったり、そもそも環境認識の段階でミスをしていたら、いくら精度の高い手法を学んでいても負けてしまいます。僕の場合は「シナリオを立てて、そのままやれば必ず勝てる!」という自信が、最初勝ち続けたことによって付いてしまいました。今よりも未熟であったにもかかわらず。

そのため初めてのドカン負けのときは、じわじわ減っていく数字を見ながらも「あと少しで反対方向に行く。」「ここのラインから反転だ!」「だってシナリオ立てたじゃん!」「環境認識は合ってるはず!」と延々考えながら、ズルズルと損を伸ばし続けてしまいました。その時には損切りのルールも無視して、2日間保有していたと思います。その間は仕事にも身が入らず、ずっとイライラしてチャートのことが気になっていました。結局、損切りしたのは200pipsもっていかれた後でした。その時はまだデモでやっていたので、資金を減らすことはありませんでした。しかし、減った残高を見て改めてFXは怖いなと感じました。

そこからまた、何度かコツコツドカンを繰り返したのですが、あることを意識することで損切りがスッと出来るようになりました。その結果、勝てるときはしっかり勝ち、負けても最小限の損失というのが出来るようになりました。

その考えというのが「自分を信用しすぎない」ということです。しっかりシナリオを立ててチャートがその通りに動いたとしても、やはりどこかでミスはあるものです。始めたばかりの頃は、その自分のミスをおそらく認めたくなかった。というよりも、いずれはシナリオ通りの方向に行くやろと、うぬぼれていたのかもしれません。

今となっては「お前なんでそんな自信満々なの?」と過去の自分に説教したいくらいですが、その当時は勉強めちゃくちゃ頑張っていたし(今も頑張っています)勝ちが続いたりしていたので、舞い上がっていたのかもしれません。「勝って兜の緒を締めよ」やはりこの言葉は至言ですね。

勉強めちゃくちゃ頑張っているのに、コツコツドカンばっかりしてしまう。なんか負けるときは全部利益を吐き出してしまう。そのような方は今一度、ご自身の考え方を見直すのもありではないでしょうか?

今回は、毎トレード意識していることについて書いていきました。機会があれば効果的な手法についても書いていきたいと思います。





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