Laughing Note〜お笑い手帖回顧録　vol 21

相変わらずのライブ通いが続く。
太田プロ、ホリプロ、ナベプロ、
松竹芸能　人力舎　吉本興業、浅井企画　大川興業等の定例ライブに加え、無所属の芸人ライブまで、、、。
そんな中、今や人気者を多くかかえる　あの事務所の若手のライブが立ち上がった！

１９９４年７月２２日　
第１回　マセキ夢ライブ
ＭＣ　笑組
・ まなつまふゆ：サッカーブーム。よっちゃん。
・ ウラヤマ・ザ・ワールド：漫才。○○の研究。声はいいが、ネタが、、。
・ Ｗヒロちゃんズ：漫才。テンポはある。一方はオカマチック。台本どおりの進め方。
・ スマイリー：漫才。日本語は難しい。分かりやすく入りやすいネタ。
・ ＯＰＱ：漫才。略語。ＰＫＯ．ＮＴＴなど
・ はなやぎ：女漫才。女優になりたい。○○なほど恥ずかしい。
・ 笑組：ショートコント集
・ 大空遊平大海かほり：夫婦漫才
・ 中川君：スケッチブック漫才
・ ブーイング：寝た
・ サボテン：寝た
・ わたなべ：カセットテープに夢の中で裁判
・ ラジャトミ：コント。コンビニ
・ 引き出しタンス：コント。ジャングル。
・ センターグリーン：ショートコント。幽霊のでる音楽室、他
・ 吉村君：ウリャー、オレー！シュール
・ まなつまふゆ：コント。強引な医者の心理テスト
・ あのよ・コノヨ：漫才。スローテンポ。ベタな味
・ ジュンジュンカンカン：まんざい。ヤワラちゃんが好き。
・ 昌ちゃん真美ちゃん：ツッパリ風の２人。やる気無い芸に味あり。大人の階段登るー。
・ 笑組：漫才

「故・柵木眞会長の号令で」いう触れ込みでスタートした、事務所ライブ。会長はその時はまだ現役でピンピンしていたので、遺影は冗談。
日本映画学校で学ぶ学生の中からお笑いに興味があるとか向いていそうなメンバーの中に、遊平・かほり、笑組といったプロが混ざっての構成。
中でも、「昌ちゃん真実ちゃん」は、将来伸びそうなコンビだったが、程なく解散してしまった。さほどお笑いに拘っていたわけではなかったようだ。
現在、このときの若手は、残っていないと思われるが、ライブの名前や形を変え、後にバカリズム、ナイツ、いとうあさこ、狩野英孝ら数々の人気者を輩出することになる。
柵木会長は、実に笑いに熱い人で、ボクもお世話になったし、評価もしていただいた。
演芸興業会の生き字引の様な方で、もっと色んなお話を伺いたかった、、。
会長は、谷中の墓地にひっそりと眠っている。あちらで、ナイツらの活躍を見守ってくれているだろう。
合掌。