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LaughingNote〜お笑い手帖回顧録 vol 12

 各芸能事務所が自社ライブ開催に乗り出した中で、芸人自身が自主的に行うライブも行われていた。最近は浅いキャリアで単独ライブを開催するケースも少なくないが、当時は、仲間の力を借りて、なんとか集客できるような状況で、フリーランスの芸人も多かった。
1993年9月21日 ルネサンスライブ @大塚ジェイル
司会  ルネサンス  花井と柳生
・ プーさん:ピン。メガネ角切り。歌を交えて勝手に進める。尻出し。げんし人風
・ キッチン:教会コント。まったく受けず
・ やみくも:場内案内テープ トイレ編。×
・ スクラップ:コント。スッポンドリンクのCM △
・ オールラウンド:修学旅行 先生と生徒 バカルディ的 ○
・ パッチワーク:女漫才。ボケは滑舌いい。ネタは×
・ ピースケくん:ラブラブ相談シリーズ
・ ルネッサンス:ディズニーランド
・ エルビス:コント。ボクシング。山竹風。実力あり。
・ ギブ&テイク:漫才。テンポ、トーンはいいが、ネタが×
・ マイウェイ昌彦
・ チャーリー東京
 
このライブは、ルネサンスというコンビが主催のライブ。
柳生君はその後、ピン芸のミュージカルマンを経て、雑誌ライター、そしてテレビチャンピオンのB級グルメ王者となり、B級グルメ評論家の草分け的な存在として活躍中。
 エルビスは本格的なコントで見ごたえのあるコンビだったが、
石川氏は、現在は異色のシンガーソングライター「弱つよむ」として、相方の梅津氏は、哀川翔ものまね芸人「あいかわい翔」として活動中。
 弱つよむさんは、数年前にオガラボのライブに出ている所で再会し、その後、ライブに足を運んだり、自分の番組に出てもらったり、CD制作のお手伝いをしたり。
 ピースケは拙稿で前出したが、実は現在、ピースケ・弱・柳生の3氏とは、プライベートでも親交があり、3者はつながりがある。
 ルネサンスのもう一人 花井君は、その後 僕のアナウンサー時代の上司池田孝一郎さん(故人)が定年退職後に作った事務所で、元々アナウンサー志望だった学生と漫才コンビを組んでいたが、程なく解散したと聞いたが、元気でいるだろうか、、。
厳しい上司だった池田さんは、彼らをメインにお笑いライブも開催し、奥様もステージに出ていた。笑いの周りに人が集まり出した気がした。
それにしても
縁は異なもの味なもの。

 
 
 

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