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不登校の娘とかっこいい決断をする。


娘、コロナ禍の中、中二に進学しました。中一の1月下旬から不登校が始まり、毎朝娘の気分で一日をどう過ごすかを決める様になりました。その日の行動は自分で決めて、自分で学校に連絡させます。

月曜の朝はひどいです。(まぁ、前日の日曜の夕方から学校の影が見え隠れするので、気分は徐々に下降しているのですが。)朝7:30、ようやく犬のエサやり(娘は犬のお世話係なんです)に起きて来たと思ったら、だいたい渋ーい顔をして、頭をぼりぼり掻きながら台所に登場。これを見た瞬間に全てを察知(笑)
『学校行きたくない』→休んで午前中は寝る。

火〜金の朝は、少し症状が落ち着きます。なので、学校の自習室や適応学習教室の面談に行ったりします。

うちの娘は、学校が嫌いです。学校に行くと、頭痛、めまい、吐き気、肩凝り首凝り、眠さやだるさ、胃の痛みや下痢、トイレに行けなくなるそうです。

学校の中でも特に教室が嫌いなんです。毎日自分の教室に登校する位なら死んだ方がまし!と言い切っています。どうしてなのか今の段階では、娘にも私にも分かりません。クラスに友人がいたり、担任もいい先生なのに、です。これを紐解くにはまだまだ時間がかかりそうです。

娘の体の症状を知ったのは、娘と『学校に行くことと、学校に行かないで他の場所で勉強することのそれぞれのメリットとデメリット』を紙に書いて話し合ったからなんです。メリットとデメリットを紙に書き出す方法は、私自身が以前悩んだ時にやっていた方法で、客観的に答えが見えてきます。今回も何となく閃いてやって見た次第です。これが娘にとっていいことか悪いことかは分かりません。でもここから見えてきたのは、体が超しんどいー!!!助けてくれー!!!、てことだったのです。

それを踏まえ、私達はある決断をし、その翌日の今日、動き出しました。マイノリティな道へ。娘は市がやっている『適応学習教室ほっとルーム』に行くことにしたのです。

在籍は現在の中学校。平日はその『ほっとルーム』で、お弁当持参で勉強や色々な活動をします。ゆるいです。勉強は通常の中学校とはかけ離れます。遅れます。でも、定期的なテストは在籍の中学校のものを受けます。中学校の自分の教室か自習室か『ほっとルーム』か、受ける場所は自分で決めます。

(この様に、テストや進学のことなどは在籍中学校の範囲になるので、中学校との関係も保つ必要があります。)

娘の場合、勉強の進度や出来、進学のことよりも今の体優先です。ほっとルームでは自分のペースでやれそうです。
『ほっとルーム』の先生に、私達の思いを伝えて、娘はほっとしたことでしょう。娘はもっと早くから心が決まっていて、そうしたかったかもしれません。でも、ごめんよ、母がなかなか受け入れられなかったのよ。未知の世界は怖いのよ。でも、もう決めたから。一緒に行こう!壁にぶち当たったら、またその時考えよう!きっと大丈夫だと思う。

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