アドタイセミナー議事録:フェイスマスク市場シェアNo.1 ルルルンのブランドを魅力的に見せるストーリーテリング ~自分たちならではの物語の見つけ方、紡ぎ方~

登壇者:株式会社グライド・エンタープライズ
取締役 佐藤すみれ 様

■なぜ物語を伝えることが重要なのか

組織の文化は物語として残る。

リッツカールトン、ディズニーのように、世界の代表的な経営者はPRだけではなく、企業が重んじる、物語の重要性を理解している
⇒上記企業に倣い、商品スペックの発信よりも、商品の想い、物語を伝えることを徹底した結果、ルルルンでフェイスマスク市場でNO1を獲得することができたので、

組織の物語を伝える時に「想い」を一緒に載せていくことが重要

とノウハウを得た。

■物語(ストーリー)を伝えてきた、具体的なプロモ事例
販促プロモにも「毎日が特別」というストーリーを一貫として実施

・贈る君に贈る
(プレゼント用のフェイスマスクの購入者にマスクを無料で提供)

・ご当地ルルルン特にその中の「伊勢ルルルン」(土地を訪れた人はもちろん、訪れていない人にもその土地の良さが伝わる工夫がされたお土産用ルルルン)
ストーリーの特徴を優先し、店頭でも特に表立って販促を行わなず、
商品のパッケージの裏に「想い」を掲載
商品LPも商品のスペック紹介よりも伊勢の伝統についての記載を多くしている

■まとめ
「どうしてその企画を想いついたのか?」原点から常に考えていく

■補足

この記事を読んで、ルルルンのストーリーテリングの重要性とかなりリンクする部分があったので、補足する。

 ・互いの企業にリンクする、最重要ポイント

サンリオでは、Twitter、Facebook、LINE、Instagram、YouTubeを運用し、合計40以上のアカウントを運用しています。(中略)「他者を理解し、思いやりを体現するキティ」「好奇心旺盛でおてんばな性格」という芯の部分はブラさないように気をつけています。

サンリオでも上記のように、

物語をワンセンテンスで表現し、なおかつそこを最重要とし、動かさない施策を心がけていることがわかった。

大企業のプロモーション活動は軸をしっかり決めていることが最重要でありそうだ。

■感想

今まで、企画の広告を打つ時のヒアリング力が自分に徹底的に足りていなかったことに対し、大きく反省するきっかけになった。どうしてこの企画が生まれたか?よりも、目先の媒体や目標数値にとらわれて、クライアントの立場にも、消費者の立場にも、どちらにもねざさない広告代理店の営業になってしまっていたと深く反省した。

どうして、その商品が生まれたのかか?担当者からできるだけ聞くこと、

自分でも調査して調べて仮説を立てておくこと。

この2つをこれから徹底して行いたいと思っている。


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