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リキ~運命の犬~

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とある冬の譲渡会で里親になった犬・リキが繋いでいった命たちの話。 (※書籍化に伴い、公開していた各リレー走者の冒頭エピソードは非公開とさせて頂いております※) 現在こちらは「リキ…
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#犬

国立国会図書館への納本受領書が到着いたしました

昨日十四日、『リキ〜9つの命を繋いだ運命の犬〜(上下巻)』が国立国会図書館に正式に納本された旨の受領書が届きました。 お盆のタイミングで受領書が届いたこともあり、さっそく受領書のコピーをラミネートして、亡き風太・花・幸太の骨壷の上に飾りました。 これで、地震が来ても津波が来ても流されることなく半永久的に遺る【私と子供たちとの墓】が建ちました。 生きている間にやり遂げたかった事をやり遂げる、というのは心が救われます。 【生きているうちに、この人生で成し遂げねばならないこと

三年前に砂利を食べていた保護犬が三才になりました【八房、誕生日おめでとう】

八房が我が家の犬となって、本日で三年。 三年前にリキと浜辺を散歩中、ひとりぼっちでいたガリガリの仔犬、それが八房だった。 いざという時の呼び寄せ用のフードを掌に乗せて呼び寄せると、その仔犬はフードを口にし、私とリキの後をオドオドしながらついてきた。 まだ生後半年になるかならないかという月齢であることは、犬と付き合いが長い私には一目でわかった。 八房との出会いや、幼くして彼に植え付けられていたトラウマとの格闘、根気強く取り組んだトラウマ克服の日々などは『リキ〜9つの命を繋いだ

【祝・リキ13周年】私はあなたを尊敬し、誇りに思い、愛しています

こにちはぬん。ベビだす。 本日2024年1月20日、力が我が家にやって来て13年となりました。 リキを譲渡会で譲り受けうちに迎えてから最初の数日は、リビングに大きめのフカフカ座布団を置き、そこをリキのベッドに見立てていました。 そしてリキが寂しくないように、夜は同じリビングの少し離れた場所に敷布団を敷いて、私はそこで眠っていました。 リキが寂しくないようにと書きましたが、当時のリキは離乳食をやっと終えて固形食が食べられるようになったばかりの仔犬だったため、ご飯やトイレの間隔

祝・リキ13歳【生誕記念】

本日令和5年2023年12月2日土曜、我が家の最年長にして始まりの子である力が、めでたく13歳となりました。 私のスマホはスリープモードに入るたび、起動すると待ち受けがランダムで変わるように設定しているのですが、なんとこの日出掛ける前に、「今何時ごろかな」と触った時の画面が偶然にも下記の画面でした。 昨年2022年の11月11日も偶然とは思い難い出来事が起こり、「やはりこの子は生まれながらに何か持っているものがある」とリキにはぞくりとさせられることが度々あります。 その時

犬の日②〜【作品】人間と犬

人間 「わたしは人間です。 わたしは人間が嫌いです。 たまに好きな時もありますが、 大抵の時は嫌いです。 人間は、色々なものを奪っていくので嫌いです。 与えられたと感じる時もありますが、 よく思い出すと大抵は奪われているのです」 犬 「わたしは犬です。 わたしは人間が好きです。 たまに嫌な時もありますが、 大抵の時は好きです。 人間は、色々なものを与えてくれるので 好きです。 取られたと感じる時もありますが、 よく思い

犬の日〜メッセージ画像

今日は令和5年11月11日。 一年で最も1(ワン)の多い犬の日を祝って、 「犬の日〜メッセージ画像」と 「犬の日②〜作品『人間と犬』」の 二つを投稿しようと思います!! まずはその①、メッセージ画像から🐕 ͗ ͗ ワンワンワンワンの日だー!!! 全ての犬よ、おめでとう🎊 苦境にいる犬たちへ。 幸せを掴むんだ。 そのためにまず、生きるんだ。 生きていればチャンスはゼロじゃない。 うちの子たちも、出会えるまで生きていてくれたからチャンスを掴めたんだ。 一匹でも多く幸せにな

お花坊、四回忌

こにちはぬん。ベビだす。 本日は、亡き花の四回忌。 偶然にも昨日焼き菓子をいただいたので、甘いものに目がなかった花の霊前に供えさせていただきました。 犬用おやつのクッキーなど、目にしただけでキラキラの瞳でヨダレを垂らしていた甘党・花。 可愛いらしい一面もあるとともに、その際立った精神力の高さゆえ他の雄犬を退けて犬たちのリーダー犬でもありました。 きっと、 「あたし、こんなの食べたかったの〜♥️」 と喜んでくれていると思います。 命日が終われば頂戴したお菓子は霊前から下げて、

リキ、12才。

2022年12月2日。 この日をもって、我が家の力が12才になりました。 流石に10才を超えたあたりから、「来年の誕生日は無事に迎えられるかな」と毎年思うようになる。 そして誕生日を無事に迎えることが出来ると、嬉しくもあり、ほっと胸を撫で下ろす気にもなり、そして「来年もどうか誕生日を元気な姿で祝えますように」と願う。 犬や猫が若かったころは、「来年」が来るのが当然だった。 ヒトと同じだ。 来年はまた、誕生日がやって来ると当たり前に思っている。 ただ「若い」というだけで、保

亡き花、14才になる。

20日に15才を迎えた亡き愛犬・幸太に続き、本日24日は亡き花の14才の誕生日です。 【花を保護したときのエピソードは以下】 思い返せば、猫は女の子が複数いますが(保護してうちの子になった猫)犬に関しては女の子は花だけでした。 おそらく、現在いる八房がうちでの最後の犬になるでしょうから、後にも先にも犬の女の子は花だけ、ということになりそうです。 上記記事に書いたように、兎にも角にも「出来た子」だった花。 彼女を仕込んだ最初の飼い主は、さぞ腕のある人だったことでしょう。

リキがうちに来て、11年になりました。

わたしの保護活動(個人での範囲なのでそれほど大したことは出来ていませんが)のきっかけを作り、そして何よりもわたしの世界そのものを大きく変えてくれた「運命の犬」、リキ(本名・力)が我が家にやって来て11年を迎えました。 11年前の今日、1月20日に譲渡会にてうちに来たリキ。 けして大袈裟ではなく、わたしの「本当の人生、生きる意味」は11年前の今日始まったのだと思っています。 それまでのわたしは、人生において「楽しむこと・勝つこと・出世すること」が目標でした。 世界で一番大事

リキ、12月2日で11歳(ワンワン歳)!!

しぶき本にもチラッと顔出ししている力が、12月2日で11歳になりましたー!!! ワンワン歳!! これはめでたい。 見出し画像は、リキが生後1か月半の時に譲渡会にてリキを選んだ際、初めて一緒に撮ったツーショットです。 今でも大事に持っています。 ※文章部分は無料で読んで頂けます。最下部のアルバム部分のみ、 有料100円です。(メンバーシップ加入の方は有料エリアもそのままご覧いただけます) リキは生後数か月で食物アレルギーが出たため、ずっと獣医師指定のアレルギー用のフードが主

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