Music Career (Effector 編)
Vol.1
結構昔から、(多分’50年代以降)エフェクターってのは
たくさん世界に出回っていたとおもふ。正体不明のブランド
やハンドメイドのカスタムを含むそれら、発端は、やはり
アメリカの軍事産業政策のなかで、原材料などを調達して
いた境遇で、いいものを作ることもまた許されていた時代を経てのこと。
さて、わしの使った思い入れのある一品や、好きなものを
挙げたりして話しにしておこうと思ふ。
まづ、最初に働いて購入したのは、Jim Dunlopの「FuzzFace」
などに代表されるFuzz Sound の太い音が好みなので、ディストーション
よりのものを求めていたら、Procoから「Rat」が発売になったので、
すぐさま、みんながつかうのよりも早めのタイミングで購入した。
楽器店のショウウインドウから取り出していただいた時は、さぞ嬉しさで
顔がほころんでおったじゃろう。発売当時の前評判もよく、「ホントだ、
音太い!いい音。」何しろわし、ZZ Top好きやし、プリンスの音大好き
だし(昔からすきなのじゃった。)、初めてRatを繋いで音を出した時の
感動は今も忘れていない。
それから後に購入することになる、MXRの「Dyana Comp](あの赤いやつ
ぢゃ。今では名器の呼び名も高い。)の作る音が大好きで、たったこれ一つ
が、今もわしの音作りの基調であり、キャリアを通じて永遠に変わらない、
わしのトーンの根幹を保証する一品である。
*簡単に言って、例えばアメリカの環境に*イギリスのエンジニアが
加わって出来ていった音の感触が、トーンに残っているのがわし個人
の肌にぴったし合ってるんじゃ。
*ジミ・ヘンドリクスのためにカスタムするイギリス人のエンジニア、
(Roger Mayer)が,アメリカに入ってきて、とかね。
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