脳裏に焼き付いている衝撃的な映像

誰しも、人生の中で衝撃的な映像を見てきていると思う。

忘れられない映像があると思う。

それは、他の人からしたら大した映像じゃないかもしれない。その時の気持ち、状況だったから衝撃的に感じたのかもしれないし、他の人からしても衝撃的な映像かもしれない

とにかく、いつまでも忘れられない映像ってあると思う。

あれは忘れられない

小学2年生の時だったと思う。

うちの学校はクラスに一台オルガンがあって、主に女の子が休み時間にお友達とわちゃわちゃ弾いてるんだけど、そのオルガンにコンドウ君(太ってないけど給食をよく食べる子)が盛大にゲロをぶち撒けた事があったんだ。幸い、オルガンの近くに人はいなくて全てをオルガンが受け止めたんだけど、皆コンドウ君の心配じゃなくて、「オルガンが、、、」って顔してた。俺も「オルガン、、、」って思った。

よく弾いていた女の子は「よりによって、」って顔をしてた。

その日から、女の子達はしばらくオルガンに触れなかった。少しオルガンが小さくなった気がした。

オルガンには申し訳ないけどゲロのインパクトが強すぎた。ゲロの量が半端じゃなくて、ほんと余す事なくって感じだった。コンドウ君が、ゲロでオルガンをコーティングする速技の人みたいだった。ゲボって言ってすぐゲロに包まれた。全ての人を遠ざけるには十分な効果だった。

アスリートがよく言う、全て出し切るって言葉を聞くとあの映像を思い出しちゃう。