地理と経済

アイスランド 北ヨーロッパ 島国 イギリスの左上
・火山が多く、地熱発電盛ん 26%
・U字谷(氷河の浸食によってできた谷 それにより土地の高低差がある)が多く水力発電盛ん 74%
→自然エネルギーだけで電力生産
アルミニウム生産盛ん(電力多く使う) 世界2番

鉄鉱石は鉄の原料 工業の発展には不可欠

鉄鋼業は大都市で需要 
日本は鉄鉱石、石炭を輸入に頼っているため輸送の便がよく冷却用水の得やすい沿岸部がむいている 川崎、千葉

◾︎石油へどこから取れるのか
褶曲構造(波状)をもつ地層に多く埋蔵
新期造山帯→環太平洋造山帯、アルプスヒマラヤ造山帯 に油田は多く分布

◾︎日本原油輸入国相手トップ4
サウジアラビア、アラブ首長国連邦、ロシア(最近増えてる)、カタール

◾︎石炭輸入国相手国
オーストラリア(65%)、インドネシア(増加中) 石炭は発電、製鉄、製紙、セメントなど様々に利用

◾︎天然ガス LNG(液化天然ガスとして輸入、気体の天然ガスと比べ体積が1/600 一度に大量に運べる)→褶曲構造の地層に多く埋蔵されているため 原油産油国と同じ顔ぶれ
オーストラリア、マレーシア、カタール、ロシア
震災以降、原発停止などによって火力燃料としての需要が高まる

天然ガス産出量 アメリカ、ロシアツートップ

◾︎鉄鉱石から作られる鉄鉱は産業の米
輸入相手国 オーストラリア、ブラジル

→日本の真のパートナーは
オーストラリアと
み東南アジア(日本にとっての最重要シーレーン)

資源は低価格なので飛行機輸送は割りに合わな

◾︎インド
もともとイギリスの植民地支配→英語公用語
アメリカとの時差12時間→業務の引き継ぎがスムーズ

カースト制度に縛られないIT技術者
カースト制度は世襲的身分制度のため、職業選択の自由がないが、IT産業では低いカーストのインド人にもチャンス

インド工科大学 超難関 倍率50倍以上

ユーラシア大陸 アジア+ヨーロッパ

飛び地 一つの国の領土や行政区画、町会等の内、地理的に分離している一部分である。土地の一部が「他所に飛んでいる」と見られることからこう呼ばれる。

◾︎ロシアの輸出相手国 オランダ

◾︎インド、タイ、メキシコの自動車生産体制
・インド →国内需要増加傾向 中間層3.3億人=アメリカの人口 スズキ ホンダは積極参入 韓国ヒュンダイも

・タイ 外国企業を呼んで部品の国産化東南アジアの生産拠点

・メキシコ 安価で豊富な労働力
アメリカへの物理距離が小さく、地続きという地理的優位性 南北アメリカ大陸の中央部
日本で作って輸出するではなく、メキシコで作ってアメリカ合衆国へ輸出するれば関税かからない

ヨーロッパ、アジアへのアクセス容易

◾︎中国の強みは衣類
綿花の生産最大(しかし足りないので輸入も最大)
人がいる

◾︎フランスの貿易赤字
エアバス、ルノー社 で大型ジェット機の製造
飛行機部品を数多く輸入しているためEU域内貿易は赤字

◾︎インドは石油製品とダイヤモンドの国
中東との物理距離近い

◾︎アラスカのアンカレジ空港
北半球の都市を短時間で結ぶ 24時間体制で貨物便の離発着可能な基地となる

輸送費を最小にすることが利益を生む

◾︎カスピ海の原油・ガスをヨーロッパに運ぶ
アゼルバイジャン(バクー)→ジョージア(トリビシ)→トルコ(ジェイハン)
BTCパイプライン(石油を送るための鋼)

◾︎水道水が飲める国は15か国
石油国サウジアラビア 

先物取引
→現在の価格で将来に商品を売買するという取引。あらかじめ売買の価格を設定できるから、価格変動する商品の「価格変動リスク」を回避できるという利点がある

◾︎レアメタルとは
白金族はレアメタルの一種 プラチナなど
用途 自動車触媒、電気・電子工業用、宝飾品
白金族産地 ロシア、南アフリカ、アメリカ、カナダ、ジンバブエで世界のほぼ100%

アパルトヘイト 黒人差別のエスカレート←ネルソン・マンデラ反対運動 1991撤廃、1994大統領

◾︎アルミニウムがわかれば資源大国がわかる
アルミニウムの生産には電力が必須
安価な電力=水力発電=国土面積の大きな国=アメリカ、ロシア、中国、ブラジル、カナダ、インド、オーストラリア

◾︎ロシアとチェチェンの確執
①宗教上の対立 ②チェチェンの首都グロズヌイに油田あり 利権争い

◾︎資源大国ブラジルの安定資源とは?
国土面積大 熱帯気候→世界最大の降水量 発電量の3/4は水力発電
アンデス山脈→環太平洋造山帯(新期造山帯の一種) 原油、銅の埋蔵豊富
しかし原油の消費量が多く輸入に頼る→そのため水力発電が強み

◾︎ノルウェーの強み EUに加盟しない
①水産業 高緯度だが暖流で治らない 不凍の港
暖流と寒流がぶつかるところでは両方の海流の魚が集まりやすく,また,えさとなるプランクトンが豊富で魚が繁殖しやすいため,好漁場となりやすいのです。(潮目)

暖流は比較的低緯度から高緯度へと流れる暖かい海流,寒流は比較的高緯度から低緯度へと流れる冷たい海流です。暖流と寒流がぶつかるところを「潮目(しおめ)」といいます。
暖流と寒流がぶつかるところ(潮目)が好漁場になりやすい理由はおもに2つあります。

・両方の海流の魚が集まりやすい
暖流と寒流がぶつかる潮目には,暖流にすむ魚と寒流にすむ魚の両方が集まってきます。このため,たくさんの数と種類の魚が集まることになります。

・えさとなるプランクトンが豊富
寒流は,もともと栄養豊富でプランクトンも豊富な海流です。この寒流が南下して暖流とぶつかる潮目では,豊富なプランクトンを寒流と暖流の両方の魚がえさにして繁殖するため,豊かな漁場となります。

バンク (堆)堆、海底地形の一種で大陸棚あるいは島棚の上で比較的浅くなっているが船の航行には支障のないもの。成因は火山性、侵食性など様々。魚介類の生息に適しており、よい漁場となる。

◾︎トランプはなぜTPP反対?
大企業が加盟諸国の政策に介入できる体制構築
→大きな政府を実現できない

国内雇用を守る ラストベルトの支持を得る

◾︎日本のEPA(経済連携協定)締結 WIN-WIN
・シンガポール(農産物弱い) 農産物に関税かけても痛くない 締結余裕

・メキシコ 日本企業がメキシコに部品や原材料をおくり完成品をメキシコからアメリカやEUへ輸出 関税をほぼゼロに

◾︎オーストラリアの稼ぎ方
国土の半分以上が乾燥地帯
資源産地と大都市が離れている 陸上輸送がコスト高で製造業が発展しない
物価高い

◾︎アメリカのメガロポリス
ボスウォッシュ (ボストンワシントンの頭文字、人口5000万人)カナダからの

◾︎ブラジルとヨーロッパを結ぶ産業
ヨーロッパとブラジルで航空機の需要と供給が一致

航空連合の登場(複数の航空会社が連合して結成した組織)
スターアライアンス、ワンワールド、スカイチーム
航空連合の登場以降、ヨーロッパ(人の行き来自由)ではバブ&スポーク路線の整備進む(拠点空港と各都市空港を結ぶもの)
LCC(格安航空会社)の成長

これを背景にブラジルでは小型旅客機(リージョナルジェット機 50-100席程度)が盛ん→エンブラエル社

◾︎中国の食
世界一の養豚国 飼料としての大豆が必要
→そのため大量の大豆が必要で 工業用水、農業用水と都市部農村部で水資源の取り合い

足りないのでブラジルから大豆輸入
サバナ地帯(熱帯土壌で強酸性でアルミニウムを含む土壌)を日本の農業協力を得て開発
「ブラジル版緑の革命」大豆生産100倍!
しかし、急激な生産拡大は伐採による森林喪失、結果先住民の土地所有権を奪われるなど負の側面も

◾︎中国が投資を急ぐタンザニアのポテンシャル

アフリカ諸国への経済援助 発端はタンザン鉄道→コンゴ民主共和国から南隣のザンビアにかけて存在する銅鉱床地帯(カッパーベルト)で産出する銅鉱を運ぶために建設
→中国は無利子で借款(国際間の貸借)4億ドル、約25,000の中国人労働力提供

・中国のアフリカ投資理由
①資源開発に対する投資

②中国は資源の埋蔵が見られない国にまで援助
→北京政府を正当な国家と承認してもらうため
対台湾戦略 外交

③アフリカ市場開拓の布石(碁で、対局の初めの段階における石の並べ方。比喩的に、将来に備えて行う手配り) アフリカへ中国製自動車の輸出 大きなシェア 価格が手頃

モノカルチャー経済 一国の産業構造が一、もしくは2、3品目の農産物や鉱物資源(輸出向け)に特化した経済のこと

タンザニアは有望な投資先?
①豊富な鉱産資源がある
②建国時から人口5倍
③外国資本の投資に協力的

◾︎貿易黒字でも経済発展しないメカニズム
ナイジェリアのケース
石油生産世界13位 OPECにも加盟(採掘から販売まで手がけるオイルメジャーから産油国の利益を守るため結成)

原油をめぐる内戦 政情不安定
輸出額1140億ドル 輸入357億ドル
輸出による収入が輸入代金として使われていない 貧富格差が是正されず国内市場も拡大しない 長らく政情不安だったこともあり一部の特権階級が石油利益を独占

◾︎資源小国日本が経済大国になれた理由
教育水準と人口の多さ
寺子屋の存在
人口が多い→同じ業種でも多くの企業→企業間競争による技術革新  国内需要も大!

◾︎人口増加に欠かせない二つの要素
①就業機会
②食糧供給量

アイルランドのジャガイモ飢饉
1845ジャガイモ不作大飢饉+当時のキツイ税制
可容人口が少なくなる→人口圧(食糧供給の減少により他地域への人口移動が発生すること)でアメリカに多くの人が渡る  

近年は法人税を下げ、とくに↑恩のあるアメリカ企業が進出して経済発展 

◾︎人口大国の共通点 五つの農作物
こめこむぎ、お茶に綿花に、ジャガーいも 

米の9割モンスーンアジア
綿織物工業 多くの労働力を要する
就業機会が増え人口も増える
綿織物工業は綿糸生産も含め綿花生産の盛んな国で発達 中国、インドは安い労働力でできる

市場規模 国民一人当たりの購買力✖️人口

◾︎東京に人が集まる地形的要因
後背地 港湾や都市において影響を与える経済圏
東京の発展理由
①沿岸部に位置 資源の輸入にべんり
②関東平野がある 人や物資を運ぶ交通手段が発達しやすい(河川交通、道路交通、鉄道交通)

洪積台地 の上に城(大阪、名古屋も)
台地上を山の手と呼ぶ(麹町、麻布、赤坂、本郷、小石川など)

沖積平野 に城下町形成(下町 日本橋、京橋、神田、深川、浅草など)

◾︎中国のひとりっ子政策
2人目を作ると多額の罰金→女の子、二男以降は戸籍に登録されない
無戸籍児童 ヘイハイズ 2010年国勢調査で1300万人いると把握

中国が世界の工事となり得たのは賃金水準の低さのおかげだった
しかし、ひとりっ子政策で労働人口減少、賃金あがる
でもひとりっ子政策やめれなかった理由は、罰金をたくさん取れるから(2015年廃止)
→廃止したが、生活水準維持のため子供を増やさない?そこまで出生率は上がらないかも

◾︎スウェーデンの移民政策(首都 ストックホルム)
北欧はスウェーデンのように人口密度の低い国が多く集落間に送電線を引くのが難しい
→インターネットの発達につながる?

シスタはスウェーデンのシリコンバレーとも呼ばれる エリクソンは移動通信技術を開発

◾︎アメリカ イラン対立歴史
現在の対立はほぼトランプが原因?オバマがやってきたことが気に入らない

イランはもともと親米だったが、アメリカがそれを利用して原油利権を確保しようとした。
1979イラン・イスラム革命→アメリカ大使館占拠事件 完全なる反米国家に 444日間人質立てこもり
これを機にアメリカもイランはとんでもない国だ テロリストの親玉みたいな存在だと

その後イランに核兵器の疑い ←厳しい経済制裁 原油輸出禁止 経済がものすごく落ち込む
→しかし、中東は世界のエネルギー源のため安定をもたらしたい。オバマ政権にてイラン核合意 2015
→しかしトランプが一方的に離脱(トランプ政権はとくにイラン超強硬派が多い)、イランも破り関係破綻

◾︎シンガポール 資源も土地もない
北緯1度 台風の影響受けない マレー半島先端の辺

3/4が中国系だが中国系を優遇はしてない
タミル人(インド系)、マレー系 みんな平等
民族対立ない

資源がないので原油を輸入して加工貿易に特化
税制も低いので外資系誘致も大いに効果あり

◾︎イギリス料理がまずい理由
16ー20世期の支配階級 ジェントルマン が暴飲暴食はせず質素な食事を好んだ
それゆえ食文化発展せず




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