第67回 おばば日記 我が家は低所得、 子育てを楽しむ

我が家は低所得、家族3人暮らし
孫が4歳の時より息子である父親、入退院を繰り返す。

皮膚科 近所の外科 大学病院の外科 通うが一向に良くならずくりかえすここになった。足のかかとに菌が入り込んだ。
専門病院を探し、入院手術することになった。
会社の上司、はってでも出社しろと言い理解不能、退職し回復に専念することになった。
息子にとって人間不信感に陥り、喪失感を味わう 
親友と妻に裏切られ離婚という結果になる。

息子は子供を引き取り、3人暮らしを選択することになった。
少しずつ仕事を始めるが体調壊し長続きしなかった…椎間板ヘルニヤ
また手術となった。
40代後半になってしまった、就職はもう無理だ
悶々と月日は過ぎて行った。

息子は真面目である だらだらしてるわけでもないと思いたい 何か考えがあっての事だと思い何も言わずにいた。

元々低所得ではなかったが 経済的に援助してくれる主人ではなかった。
何故か長男には厳しく 次男には甘かった夫
少しの年金 実家からの援助により生活はできた。
心配は教育費だった…
なかなか戻らない体調、それは完全に人間不信感からのことだった。
外に出たがらず、どうしたら良いか分からなかっ私

車も手放した息子は1年半後体力をつけるためだろうか ロードバイクを手に入れ仲間たちと走りに行くようになり元気を取り戻し、仕事のことを本人なりに考え実行
少しずつではあるが将来のことを考えているようだった。安堵する私

働きにいくことを諦め古物商の免許を修得、少しずつではあるが売り上げが出来ている。

教育費の捻出について
息子(父親として)どうしてきたか?
孫には教育を十分させてやりたい。
水泳 ピアノ バレー 声楽 を習い 区のミュジカルに出演 演劇部で主役とかずかずのことを経験させてきた。
週4日の塾 絵画コンクール出品
絵画コンクールのための配送料の高い事 びっくり!
私たちはやり遂げた。
実家ばかり当てにしてはならず、

実践方法  ① 外食はしない 
      ②旅行はしない
      ③ギャンブルはしない
      ④酒飲まない
      ⑤タバコ吸わない
      ⑥必要性ないものは買わない
      ⑦贅沢はしない
      ⑧必要と思った救育はする(ケチらない)

だから子供の教育だけはできる範囲で節約せずに連れて行く事にしたのです。
絵画展 博物館 科学館 ピアノ演奏 (世界で有名なプロの演奏) 観劇など…
学べる時に、より良い教育をつけるためと思ってである。

決して親たちはそれらのことを我慢していたわけではない
犠牲とも思っていなかった…それより育てることを楽しんでいた。

息子は子育ては楽しいと言い、私は孫の成長を楽しみに生活できている。
息子は優しいが厳しい

息子の口癖
親で有るがスポンサーでもある。
いつしかスポンサーに報いてくれないと困る

一人っ子だから、何事も自分で決断しなくてはならない時が来る、我々がいるときは忠告もできるが、完全に独り立ちした時のために、特技を持ってもらいたいという親心なのかと私は考える。

我々が最後に旅行に行ったのは主人が元気で孫が小学2年生の時だった。
もう12年旅行には行っていない。
今になっては家族揃って最後の旅行になった。

現在でもそれらのことは守られているが、最近外食が時々出来るようになってきている。

低所得でも親の考え方次第
孫は青春を楽しみ 私は穏やかに老後を過ごす。
息子は将来の娘に目を離せない、まだ教えることがあるようで、
娘も父親に対しまだ教わることあるからと言う、仲良し親子である。
子育て楽しむか?
犠牲と思うか?
犠牲と思ったら子育てなんかできない。
愛情があるから、子育てを楽しんでる2人がここに入るのだ。

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