第56回 おばば日記 2度目の子育てと老いを認める

自分の子供を育てた時は無我夢中で過ごして来たように思う。
2度目ともなると若かった時を思い出しながら行動していたように思う。

しかし我が子は男の子 初めての女の子どうも息子を育てて来た時と様子が異なる。
男女のちがいだろうか?

いや、、、、、、
時代が違うから、、、、
今の子供達は生まれた時からいろいろな情報を耳にしてそだ育っている。

年とっての子育ては私にとって忙しないと感じること多く、体力が追いつかない。
きっと自分の時間が余りにも無かったと感じていたのだろう。

私が住んでいたところは植物園 美術館などがあり自然が都内であるにも関わらず残っていた。
いろいろな鳥もいてカメラ片手に写真を撮る人をよく見かける。

大空を眺め
野道をあるく
変わりゆく季節を楽しむ
自分の時間

とうとう70代後半
穏やかに過ごしたいと
思う日々
穏やかな顔でいられますように

「親の顔が見てみたいものだ」と良く言われて来たものだ。
生まれて親からもらった顔
30歳過ぎたら自分の顔

いつも通る帰り道
高台より見上げれば
外国にでも来たような
こんな風景あったかな?

車窓より
富士山見えるから遠方に
今日のお山は淋しそう
私の心がさみしいの

久しぶりに友と会った日のこと

大仏の周り
しろつめ草一面
花の数ほど蜜蜂が群がり楽しそう
張り詰めた都会の生活
空をみやげ
心が癒された一日でした。

春 はる 好きではありません
風が吹くから
髪が乱れるから

春 はる 好きです
咲き乱れる草花
春色キャンバス 描いてる。

住み慣れた都内からの引越しに思う

バス通り
銀杏の葉 青々と
親しみ 馴染んだ町
今日でお別れ

60歳の時

2度目の子育て 
しんどいなあー 
孫の成長楽しみに
頑張っているが 
しんどいなあー
そろそろ逆転
孫に 手を引かれ 
しんどいなあー

義母に 頼み事
「嫌だね」と
理解できる年になりました
しんどい時 ありますから

現在77歳振り返るとしんどい時もあったけれど 楽しいことも多く
20歳になった孫に今では手を引かれ完全に老人扱い
いたわってもらえるようになりました。

老いてきた自分を認めながら
ボケないように 孫に 息子に迷惑かけないように
好奇心 向上心 やりたいこと沢山あるから


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