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2023年放送後記④「2周年だよSHOTIME!ありがとうスペシャル」

 第4回目の放送後記は、2023年5月20日に放送した特別番組「2周年だよSHOWTIME!ありがとうスペシャル」について振り返ります。

■放送曲リスト(2023年5月 2周年特番)

― 2周年特番では「やっぱりこの曲が好き!」をテーマにリクエストを募集しましたが、こちらのテーマにした理由をお聞かせください

もも:2年間欠かさず聴いてくださってるリスナーさんだけでなく、新しく番組を聴き始めてくださった方もいらっしゃると思い、改めて伺おうとテーマにしました。
 結果、100曲以上の楽曲がリクエストされていて、その一つ一つのメッセージを見て少年隊の曲への愛情がヒシヒシと伝わってきました。

ー オープニングは、「PLAYZONE '87 TIME-19 ミュージカル・抜粋」に収録されている「出発」。3人のセリフからのスタートが印象的でしたが、この流れはどのように思いつかれたのでしょうか

もも:
通常放送ではなかなかかける事の出来ないインストゥルメンタルですが、特番では使用させてもらっています。
 今回はTIME-19抜粋から「出発」という曲で、壮大なワクワク感を一緒に感じてもらえたらなと思ってオープニングに選んだのですが、改めて聴き直した時にセリフが入っている事を思い出しました。
 藤川アナウンサーの呼びかけと共に三人のセリフがさあこれから始まるぞ!!というイメージと重なったので、今回はセリフの部分を入れようと思いました。

ミュージカル抜粋版のTIME-19は、ライブ感満載のアルバム

ー ここからは今回の特番の選曲についてお伺いします。
 まず、全体のコンセプトはどのようにイメージされたのですか

もも:
番組のタイトルが「It’s SHOWTIME!」という事で、1時間のショータイムを意識して作りました。そこにはヒット曲だったり、それぞれのソロだったり、レアな楽曲だったり。リクエストをもとに、それらを織り交ぜて一つのショータイムを一緒に楽しめたらいいなと思いました。

ー 聴きどころにしたかったところなど、こだわった部分はありますか

もも:一番こだわったのは、とにかくたくさんのリスナーさんが参加してくださっているので、お名前を少しでも多く藤川さんに読んでいただく事ですね。15分間の番組ではアルバム名や曲紹介に時間を割くケースが多いですが、特番ではとにかくリスナーさんのお名前をいっぱい藤川さんに読んでもらおうと!
 全体のコンセプトでも触れましたが、ショータイムを意識していたので、メドレーは何度も曲順を入れ替えたりつなぎ目を考えたりして、聴きやすいようにこだわったつもりです。

今回使用した楽曲がずらり。圧巻です!


ー ももさんご自身が特に気に入ったところはありますか

もも:「君だけに」が一番リクエストが多かったので、この曲をどのように紹介しようか考えていたのですが、「PLAYZONE’96 RHYTHM」に収められているライブバージョンの「君だけに」から、35周年限定盤のNew Vocalバージョンへ乗り変わる部分は気に入っています。

ライブバージョンからNew Vocalバージョンへ
贅沢な「君だけに」をお届けしました



 ー Twitterでも話題になりましたが、2周年のお祝いバルーンが置かれていたのが印象的でした。風船はどなたが準備されたのですか?

もも:こちらは制作スタッフ(広告代理店)のKさんが準備してくださいました。1周年の時は可愛らしいクッキーと花束を準備してくださったのですが、その時から、2周年はバルーンをと考えてくださってたそうです。
 収録前はスタジオの入り口に、そして収録中はスタジオ内に、収録後はラジオ大阪さんのエントランスに飾って頂けて、ここでもまた長く続けられたからこその喜びがありました!

ばば:お祝いバルーンは、実はKさんから番組へのプレゼントだったんです。私たち実行委員にもサプライズでした。収録前日にOBCに届くようにしてくださっていて、収録までは藤川さんがデスク横で預かってくれていたんですよ。藤川さんの席でとても目立っていました。
 Kさんはもともと私が他の仕事で知り合った方で、ギフトを選んだり、食事会を設えたり、人を喜ばせることがとってもお上手な方なんです。
昨年の1周年の時も、ケーキに代わるコロナ時でも安全にシェアできるものということで、とても素敵なアイシングクッキーのバスケットを用意してくださいました。
 本当にいつも感謝しています。

透明バルーンには「It's SHOWTIME!」の文字も!
嬉しすぎるサプライズプレゼントでした。


ー 収録時のエピソードがありましたら教えてください

もも:
全体の構成イメージと台本をセットにして事前に制作スタッフに渡すので、私以外の実行委員も曲順や藤川さんがどんな事を話すかというのは頭に入っていました。当日は、曲を流し原稿を何度もチェックして秒数を確認し、声に出してスピードを調整するという、ディレクターUさんと藤川さんのリハーサルが何度となく行われた後に収録したのですが、制作に携わっているラジオ大阪の皆さんの「いいものを届けよう」という気持ちがヒシヒシと伝わってきて胸が熱くなりました。
 さらに今回はメドレーもあり曲数も多く細かな指定がたくさんあった中、藤川さんは抜群の安定感で、収録中拍手の連続でした!本当にあっぱれ!藤川さんの収録が終わった時のホッとした顔が印象的でした。

藤川さんの素敵なナレーションもこの番組の魅力です


ー 実際に放送を聞いてどう感じましたか

ばば:序盤の「GATE」から「Be COOL」、「Replicant, Resistance」というノリノリの曲が続くところからの「Dear...」の流れがたまりませんでしたね。
 また、最後の「ABC」もこの番組でしか聴くことのできないmixバージョン。ライブを感じさせる演出が、皆さんとのリアタイが終わってしまう寂しさと相まってグッときました。

もも:放送直後からTwitterや出資者さんのLINEチャットなどで、リスナーさんの熱い思いが伝わってきました。それらを見ながら、みんな一緒に聴いているんだな、時間を共有できてるんだなと嬉しくなりました。
 曲に関してはすべて素敵な曲ばかりなのでどれがというのはなかったのですが、ツイートやチャットのコメントを見ていて「SHOWTIMEならでは」「この番組でしか聴けない」といったワードは、制作に携わっている人、そして出資してくださってる有志の皆さん全員と手を取り合って喜びたい気分になりました!

ー 2周年を迎えて、今の率直な気持ちをお聞かせください

もも:当初は4回の予定だった番組が、ここまで長く続いたという事は本当に驚いています。2年間でたくさんの事がありました。各関係者の方々には大変良くして頂き、少年隊のお三方やスタッフの方からコメントを頂いたり、錦織さんには番組にも出演頂いたりと、奇跡のような出来事の連続でした。
 また、新聞やテレビなどでも取り上げて頂き、番組が少しずつ様々な方に聴いていただけるようになったこと。これらはすべて出資者の皆さんやリスナーの皆さんの熱い思いがあったからだと思っています。
 15分間という短い放送時間ですが、大切にみんなで作ってきてよかったなと言うのが素直な気持ちです。そしてその15分を心待ちにしている仲間がたくさんいる事がとても嬉しいです。
 そして2年前とは環境が少しずつ変わり、他の番組でも少年隊の楽曲を特集してくださるようになりました。とても嬉しいしいろんな形で少年隊の良さを再認識していただける機会が増えた事に感謝しています。

ばば:みんなの想いが結集した番組が、こうして今も続けられていることへの喜びを感じています。
 まだこの番組が始まる前に、まずは番組名を決めようと意見を募った時、多くのアイデアをいただきました。現在の「It's SHOWTIME!」は、今やもうこれ以外は考えられないような存在になっていて、この案を出してくださった方には記念品をお送りしたい思いです。
 また、台本のオープニングとエンディングの決まり文句は、第1期の実行委員が出してくれたフレーズをずっと使い続けています。あの時のメンバーのこと、フレッシュな気持ちはずっと心の中に持ち続けています。改めて一緒に立ち上げてくださった皆さん、ありがとうございます!
 そしてリスナーの皆さんが、Twitterで、出資者のLINEチャットで、OBCへのメールリクエストでと、各所で番組を盛り上げてくださっているのも本当に嬉しく、背中をバンバンしながらハグし合いたい気持ちです。
 今の実行委員の皆さんには、コロナ前の忙しい生活が戻ってきて、仕事に、家事、育児にと本当に時間がない中、毎週の番組を作り、無事にリアタイができるよう動いてくださっていることに感謝しています。
 それから、もちろん忘れてならないのが藤川さんをはじめとする、OBCチームの皆さんです。いつも数々のわがままを聞いてくださり、細部のこだわりまで実現させてくれる心強い味方です。あわせて、心を寄せてくださったメディアの皆さま、また、陰ながら応援してくださっている方もいらっしゃると伺っています。
 あげるとキリがないほどの感謝の思い、これが私の2周年を迎えての率直な気持ちです。

OBCチームの皆さん。
素晴らしい番組を本当にありがとうございます!


次回の放送後記もお楽しみに!

※2023年の放送後記は、不定期掲載となります。次回は8月頃の予定です。

※2023年のディスコグラフィーを公開しています。もう一度聴きたい曲がありましたら、ぜひリクエストをお願いします★
<リクエストメールアドレス>
 show@obc1314.co.jp