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2022年4月放送後記(前編)

4月から放送時間が変わり、新たなスタートを切った「It's SHOWTIME!」。それに合わせて、放送後記もリニューアル。
毎回収録に立ち会っている発起人・馬場さんと、台本制作・ももさんのお2人に、4月の放送について振り返っていただきました。
※4月は第47回から50回まで4回放送がありましたので、前・後編に分けてお届けします。

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■4月放送曲リスト

※表中の黄色の色付け部分は、現在も購入可能なCD収録曲(ページ最下段に各CDの購入参照リンクがあります)

2022.4月-1

■第47回「初心に帰ろう」

新しい放送時間を意識した選曲に

(ばば)4月から、放送時間が23時45分スタートから21時45分スタートに変わりました。はじめて聴く人にも楽しんでもらえるように、と心がけて選曲していましたね。

(もも)21時45分スタートの初回だったので、みんなが知っている、聴き馴染みのある曲をと思って選びました。

(ばば)「It’s SHOWTIME!」の前の番組を聴いていて、その流れでこの番組を聴きはじめた人にも「あれ、なんだろう?あ、知ってる曲だ!」と聴き続けてもらえるような雰囲気でね。

(もも)そうそう。

(ばば)オープニングの「The longest night」は、アルバム曲ということもあり、少年隊ファンでない方には馴染みがない曲かもしれないけれど、「少年隊がこんないい曲歌っていたんだ!」って思ってもらえるのではないかな?と。
 そして、2曲目が「仮面舞踏会 Remix 2020」。以前、この曲のRemixをされた方がTwitterでつぶやいていらっしゃったよね。

(もも)1月の報道ランナー(関西のテレビ番組)が放送になった後に反響を目にして書いてくださったんじゃなかったかな。

(ばば)その時の記憶があったから、ここで「仮面舞踏会 Remix 2020」を入れ込んだ時に、あの方にも聴いてもらえるといいなという思いがちょっとありましたね。

(もも)そして最初の2週は、新しく聴く人も多いかなと思って…。

(ばば)「仮面舞踏会」であれば、アレンジ違いでも、「あ、少年隊だね、かっこいいよね!」と聞いてもらえるかなと。

4.7かめん

※「仮面舞踏会 Remix 2020」は、吉岡たく氏によるアレンジ。間奏部分に少年隊の様々なシングル曲のエッセンスが盛り込まれています。

(もも)実はこの回、通常放送と1時間の特番を含めると、50回目の放送だったんですよ。改編で新たな時間にスタートを切った回がトータルの50回目ということで、感謝の言葉を台本にも盛り込みました。
「たくさんのリスナーさんに支えられ、延長を重ねて今日までまいりました。」「本当に、本当にありがとうございます」
と言っていただいたのですが、その時に藤川さん、ちゃんと頭を下げて話されていたんですよ。すごく心がこもっていて、もちろんラジオだから姿は見えないんだけれども、それがとても印象に残っています。私はいつもかぶりつきで藤川さんを見ているので。

(ばば)オンラインで立ち会ってもらっていると、PCカメラのレンズがどうしても藤川さんの方を向いていますよね。

(もも)画面に映るのが藤川さんだけなので、ずっと藤川さんを見ていたら、この日の曲は、「仮面舞踏会」のRemixと「まいったネ 今夜 2020」だったでしょう。もう何度も紹介しているし、何回も聴いている曲ということもあって、藤川さん、ずっと口ずさんでくれていたんですよ。それがすごく印象に残っています。

(ばば)この2曲はシングルですし、それだけ馴染みのある曲ということですよね。やっぱりこの回は、少年隊をよく知らない人にも楽しく聴いてもらえたのかなと思いますね。
 最後の曲が、PLAYZONE'90のアルバム曲「See you again!」なのだけれど、選曲した時のことを覚えてますか?

(もも)1周年を迎えられるということと「来年もまたここで」という歌詞がリンクするような気がしたのと、曲が明るくて、舞台映えするような曲ということ。その前の「まいったネ 今夜 2020」がすごく華やかな曲なので、最後はこの曲にしました。

(ばば)華やかな曲ですし、時間が変わっておめでたい!って感じがしましたね。これでいい滑り出しを切れたんじゃないかなと思いますね。

■ 第48回「心を委ねられる歌の世界」

前向きになれるエピソードとともに

(ばば)お引越し後2回目の4月14日放送回は、「PGF」からスタートしましたね。

(もも)これはね、すごくいいエピソードだったんですよ。

(ばば)深夜バスに乗って、、、

(もも)そう、そう。深夜バスに乗ってコンサートに行ったという方のお話からスタート。まだ馴染みのない時間帯なので、もうちょっと少年隊を知ってもらおうということでね。
 私の中では4月は新たなスタートみたいな意識があったので、もう一度初心に返って、後輩グループのファンの人たちにも知られているこの曲にしました。

(ばば)多くの人に知られているし、はじめて聴いても、「おぉ、いい歌だね!」って「The longest night」と同じように思ってもらえるのが、「PGF」ですね。

(もも)そのあとは、PLAYZONE'89「Again」から「お探しのパラダイス」を。

(ばば)この日は、「ここへおいでよ」がテーマ。「お探しのパラダイス」は歌詞にも入っていますね。
 そして、アルバム「TIME-19」から「ハロー!」、シングル「デカメロン伝説」と続きます。「ハロー!」は選曲会議で何度も出てきたのだけど、ここまでなかなかかけられなかったね。

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※歌詞に散りばめられた世界の地名を探すのも楽しい、錦織さんのソロナンバー「ハロー!」

(もも)旅をテーマにしたらどうかとか、考えを練っているうちに、違う方向へ行ってしまって。じゃあ、また次の機会にと思っていたら、けっこう延び延びになってしまいました。

(ばば)放送の日は、この曲を待ち望んでいた人のTweetがたくさん見られましたね。待ってました!みたいに。私も聴けて嬉しかった一曲です。
 放送では、素敵なメッセージもいただいていましたね。
「コロナ禍で海外旅行に行けない今、イマジネーションが広がる楽しい一曲です。」と。
 聴いてくださっている皆さんにも共感いただけたのではないかなと思います。

(もも)送っていただいたメッセージは全部読んでいるのですが、前向きになれるような、共感してもらえるようなメッセージを紹介すると、みんなで楽しんでいる感じがしていいのかなと思いますね。

(ばば)そして、このメッセージに続いて、「世界地図を広げて聞きたくなる錦織一清さんのソロナンバー、ハロー!」って紹介していましたね。この部分、すごくいいなと思いました。

(もも)そう。いろんな地名が出てくるので、世界地図を見ながら、ここか、ここか、って聴いてもらったら楽しいかなと。歌詞の中では、映画「19(ナインティーン)」に出てくる場所を歌っているんですよ。
 アルバム「TIME-19」は、その映画の中の曲で、ストーリーに添っているものが多いのだけれど、一つ一つピックアップしてみると、それぞれすごく素敵な世界空間があって良いんですよね。
 最後に「デカメロン伝説」を選んだのは、地名は出てこないけど、砂漠や山脈と、いろんな景色が見えてくるので、思い浮かべながら聴いていただけたらということで選びました。

(ばば)そしてやっぱりみんな知っている曲だしね。とても良い回でしたね。

(もも)全部良い回です(笑)。「デカメロン伝説」はとてもインパクトのあるイントロだし、聞くと、あ、この曲は知ってる、懐かしい!と思う人がいてくれるんじゃないかと思って選びました。

~後編もお楽しみに!

◎4月放送後記(後編)は下記リンクからどうぞ。

■購入可能なCDリスト

※下記のCDについては、全国のCDショップまたはオンラインショップで購入可能です。

◎第47回放送 「The longest night」(「Prism」収録)

◎第48回放送 「PGF」・「デカメロン伝説」
(「35th Anniversary BEST 通常盤」収録)